太平洋戦争中に満州映画撮影所で働く人々描く、椿組2025年春公演「キネマの大地」

椿組2025年春公演「キネマの大地ーさよならなんて、僕は言わないー」が、2月6日から16日まで東京・新宿シアタートップスで上演される。

「キネマの大地ーさよならなんて、僕は言わないー」は、鄭義信が脚本・演出を担う作品。作中では、1944年の太平洋戦争中に、満州映画撮影所で働く人々の物語が描かれる。そこでは、日本人と中国人の若きスタッフが働いていたが、両国の文化と風習の違いや、日本人同士の譲れない矜持などから、ことあるごとに彼らは衝突。撮影現場も、次第に戦争の影に覆われていき……。

主題歌を山崎ハコ、作曲・楽曲製作を寺田英一が担当。出演者には、田渕正博、木下藤次郎、鳥越勇作、趙徳安、斉藤健、井上カオリ、岡村多加江、長嶺安奈、浜野まどか、山中淳恵、望月麻里、鎚矢あかり、犬飼淳治、佐久間淳也、鈴木幸二、十河尭史、西村聡、外波山流太、外波山文明が名を連ねている。“木戸銭”の販売は、12月20日13:00にスタート。