本公演は、今年から
宮崎は「演劇の支持体は集まりである。本公演は共同体のあり方について社会に問い得る公演になったと思っています。本公演では2名の作家の作品をそれぞれに上演しますが、ある一つの目的に向かって物事を作り上げる、ある思想のもとに集まる、ということについての批判とロジカルな回避の仕方をムニは演劇創作・上演を通して模索しました」「本公演は、わたしがわたしでありながら、この世界を生きていくための道標となり得ると思います」と語った。公演は3月17日まで行われる。
宮崎玲奈コメント
演劇の支持体は集まりである。本公演は共同体のあり方について社会に問い得る公演になったと思っています。
本公演では2名の作家の作品をそれぞれに上演しますが、ある一つの目的に向かって物事を作り上げる、ある思想のもとに集まる、ということについての批判とロジカルな回避の仕方をムニは演劇創作・上演を通して模索しました。
個が個として舞台上にいながら、戯曲世界に自閉することなく、存在する方法を“劇(法)への抵抗”として宮崎玲奈作・演出の「つかの間の道」は提示します。物語をがんばって追おうとしなくても、そこに起こることが沢山あるので気楽に楽しめる作品です。
黒澤優美作・演出の「赤と黄色の夢」は日常を立脚点としながら破綻していく、コントのような趣きを持つクスッと笑える作品です。
本公演は、わたしがわたしでありながら、この世界を生きていくための道標となり得ると思います。
ムニ「『つかの間の道』『赤と黄色の夢』2本立て公演」
2024年3月9日(土)〜17日(日) ※公演終了
東京都 アトリエ春風舎
スタッフ
「つかの間の道」
作・演出:
「赤と黄色の夢」
作・演出:
出演
「つかの間の道」
「赤と黄色の夢」
伊藤拓 / 西風生子 /
※宮崎玲奈の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。
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