内藤裕子脚本・演出の「カタブイ、1995」を沖縄と東京で

エーシーオー沖縄と名取事務所が共同制作する「カタブイ、1995」が、3月1日から6日まで沖縄・ひめゆりピースホール、15日から18日まで東京・小劇場B1で上演される。

これは、エーシーオー沖縄が沖縄本土復帰50年企画として展開しているシリーズの一環として、2022年に上演された「カタブイ、1972」に続く作品。なお「カタブイ、1972」は、第10回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞、並びに第26回鶴屋南北戯曲賞を受賞した。

作中では、1972年に日本復帰を果たした沖縄の、さらに23年後が描かれる。元教師の石嶺和子は、反戦地主であった父から受け継いだサトウキビ畑を続けていくか迷っていて……。「カタブイ、1972」と同様に、内藤裕子が脚本・演出を担当。出演者には新井純、花城清長、馬渡亜樹、高井康行、稀乃、宮城はるのが名を連ねた。