第10回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞の贈賞式が、去る3月31日に東京都内で行われた。
受賞作品の「カタブイ、1972」は、
名取事務所の名取敏行は「演劇の本来の仕事の一つに『異を唱える』ということがあると思います。レパートリーを選ぶ時の基準にしていますが、そういうところが一致して、今回下山さんと一緒に作品を作ろうということになりました。沖縄の問題は、一作だけではなかなか語り尽くせないところがあるので、三部作という形で全体を見せます。三部作の第二作目への後押しをしてくれる、非常に大きな力になったと思っております」と思いを述べた。受賞作には、正賞として雑誌「悲劇喜劇」にちなんだ賞牌、副賞として100万円が贈呈された。
「悲劇喜劇」賞は、選考委員と批評・評論家の劇評意欲を刺激する優秀な演劇作品を顕彰することを目的とした賞。「カタブイ、1972」の受賞は、
「カタブイ、1972」は、
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「悲劇喜劇」賞に下山久・名取敏行が喜び「今後も演劇を通して、“沖縄”を発信していきたい」(コメントあり)
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