谷崎潤一郎「お艶殺し」を石神夏希の演出で、SPAC「お艶の恋」スタート

SPAC 秋→春のシーズン 2023-2024「お艶の恋」が、去る12月2日に静岡・静岡芸術劇場にて開幕した。

これは、昨年SPAC-静岡県舞台芸術センターで上演された「弱法師」に続き、ペピン結構設計の石神夏希が演出する公演。今回は、裕福な質屋の一人娘・お艶と奉公人・新助の駆け落ちの顛末を描いた谷崎潤一郎の初期小説「お艶殺し」を原作に、現代に通じる恋物語を描き出す。出演者には阿部一徳、大内米治、大道無門優也、たきいみき、葉山陽代、bableが名を連ねた。

上演時間は約1時間20分。本作は今後、12月9・10日に同会場にて上演される。