DisGOONie Presents Vol.12 舞台「玉蜻 ~新説・八犬伝」が、昨日2月10日に東京・EX THEATER ROPPONGIで開幕した。
公演前に行われた初日会見で、主人公・犬塚信乃役の崎山は「信乃としてステージに立つ姿から何か感じてもらえればいいな、それぞれの生き様を見てもらえればいいなと思います。お客さんに観て良かったと思ってもらえる作品にしなければいけないと思っているので、少しでも楽しんでいただけるように頑張ります」と意気込みを述べ、藍染は「こんなにも大きく美しい船に乗れることを嬉しく思っています。最後までケガなく、安全に航海ができたらと思っています。それぞれの生き様から色々なことを感じるキャラクターなので大切に演じていきたいと思っています」と話す。
北村は「登場人物たちの葛藤や、もがいて希望の光を探していく姿が、お客さまにとっての希望になったらいいなと思っています。稽古中、(崎山)つばさの姿が見えないなと思ったら、稽古場を出たところで殺陣の自主練習をしていました。その姿がカッコよく、真ん中で引っ張ってくれる芯の強さを感じたので、本番でもきっと引っ張っていってくれると思います」と崎山への信頼を見せた。
公開ゲネプロでは、物語全貌を彷彿とさせるオープニングシーンと、8人の剣士が殺陣を繰り広げるシーンが公開された。西田は「それぞれに持っている武器が違うので、それぞれの武器ごとの殺陣の面白さがあると思います。同時にいわゆる歴史的な刀の立ち回りだけでない、魔物みたいなファンタジー感のある戦いもあります」と説明。さらに「今回の俳優のみんなは、殺陣の覚えがすごく早かった。それぞれの身体能力を見ていただけるんじゃないかなと思います」とアピールした。
東京公演は2月19日まで、そのあと大阪公演が25・26日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて行われる。千秋楽の26日公演は映像配信が実施されるほか、一部公演ではアフタートークショー付きの公演や、カーテンコールの写真撮影が可能な公演も用意されている。開幕に際して初日会見に登壇した西田、崎山、藍染、糸川、砂川、田中、谷口、萩野、北村のコメントは以下の通り。
西田大輔 コメント
ディスグーニーとしては12本目の作品になりますが、未だかつてないスケールの大きい作品になっています。「南総里見八犬伝」がベースになっていますが、それぞれの出演者の、それぞれの登場人物の心の痛みを中心に描き、そこから何に希望を見出すのかを俳優たちと一緒に作ってまいりました。今回の俳優のみんなは、殺陣の覚えがすごく早かった。それぞれの身体能力を見ていただけるんじゃないかなと思います。
崎山つばさ コメント
信乃として立つ姿から何か感じてもらえればいいなと思って演じたいと思っています。それぞれの生き様を見てもらえればと思います。舞台というものは決められた時間に来てもらって、僕たちがこの板の上で作って来たものを観ていただくものです。でも、それだけじゃない気がしているんです。お客さまがここまで来て、使ってくださった時間はすごく貴重なものです。僕たちは、お客さんに観ていただくために一生懸命、一丸となって作ってきたので、たくさんの方に観ていただくのが僕たちの願いです。観て良かったと思ってもらえる作品にしなければいけないと思っているので、少しでも楽しんでいただけるように頑張ります。
藍染カレン コメント
こんなにも大きく美しい船に乗れることを嬉しく思っています。最後までケガなく、安全に航海ができたらと思っています。それぞれの生き様から色々なことを感じるキャラクターなので大切に演じていきたいと思っています。
北村諒 コメント
登場人物たちの葛藤や、もがいて希望の光を探していく姿が、お客さまにとっての希望になったらいいなと思っています。稽古中、(崎山)つばさの姿が見えないなと思ったら、稽古場を出たところで殺陣の自主練習をしていました。その姿がカッコよく、真ん中で引っ張ってくれる芯の強さを感じたので、本番でもきっと引っ張っていってくれると思います。
糸川耀士郎 コメント
ディスグーニーの公演に呼んでもらい、この役を与えてもらえた意味と価値を僕が出せたらと思います。犬江親兵衛は特に、世の中にある「里見八犬伝」の親兵衛とは違う作りになっているので、そこも注目してもらえたらと思います。
砂川脩弥 コメント
持てる力を全て出して公演に臨みたいと思います。荘助に寄り添って、自分が荘助だったらどんな気持ちになったんだろうと考えながら観てもらえると面白いんじゃないかなと思います。
田中良子 コメント
自分一人では絶対に乗り越えられないことも、誰かと出会うことでひっくり返せるということが描かれています。生きていても同じように感じることがあるんじゃないかなと思うので、出会いによって変えられるということを感じていただけたらいいなと思います。
谷口賢志 コメント
キャスト全員、スタッフの皆さん全員で、死ぬ気で限界を超えて楽しんで、観に来てくださるお客さまに限界を超えて楽しんでいただきたいです。“演劇は、ディスグーニーはここまでできるぞ、このヤロー”。
萩野崇 コメント
僕の役は“見つめる”のが大きな役割なので、舞台上で必死に生きているみんなをどこまで見つめられるのかを心に持って演じていきたいです。みんなが純粋に生きている姿を観て、それぞれの色を感じていただけたらと思います。僕の役は見つめるのが大きな役割なので、舞台上で必死に生きているみんなをどこまで見つめられるのかを心に持って演じていきたいです。みんなが純粋に生きている姿を観て、それぞれの色を感じていただけたらと思います。
DisGOONie Presents Vol.12 舞台「玉蜻 ~新説・八犬伝」
2023年2月10日(金)~19日(日) ※奥山かずさは体調不良のため降板となりました。
東京都 EX THEATER ROPPONGI
2023年2月25日(土)・26日(日)
大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
作・演出・プロデュース:
出演:
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【会見レポート】崎山つばさ「それぞれの生き様を見てもらえれば」、DisGOONie「玉蜻 ~新説・八犬伝」開幕(舞台写真あり)
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