舞台「波濤を越えて」が、本日11月12日に京都・南座で開幕。これに先駆け、昨日11日に囲み取材とゲネプロが行われた。
「波濤を越えて」は、「平家物語」をもとに、能、歌舞伎、現代演劇の要素を融合させた新作のエンタテインメント作品。脚本・演出を今井豊茂、能楽監修を
劇中では、過去の恨みから悪霊となった祇王(壱太郎)の亡霊により、解き放たれた平知盛(影山)と源義経(嶋崎)の魂を巡る物語が展開。祇王の企みを知った天狗たちは、秘術で時を巻き戻し……。
開幕に際し、影山は「2カ月にわたり稽古を重ねてきました。共演者の皆様と対面でのお稽古に圧倒されながらも、壱太郎さんたちの背中をみて、もっと頑張ろうと思って取り組んできました。僕は公演期間中毎日この舞台に立ちますが、お客様にとっては1回きりなんだということを意識しています。来てよかった、と思い出が増えるような公演にしたいと思っていますので、楽しみにしていてください!」と思いを述べる。
嶋崎は「外部の舞台への出演が初めてで、壱太郎さんや影山君と一生懸命稽古を重ねてきました。義経の存在は名前くらいしかわかっていなかったですが、今となっては彼の苦悩や葛藤が、稽古を通じて少しずつ理解できてきたかなと思っています。来てくださったみんながいい舞台だったと楽しんでいただけるように、精一杯頑張ります!」と意気込みを語る。
壱太郎は「静御前と祇王の2役を勤めます。稽古中は2人の伸びしろを感じ、また、努力を重ねる姿にとても触発されました。2人はセリフや立廻りが完璧に仕上がっていますのでご期待ください! そして京都の次は広島でも上演します。場所が変わるとお芝居が意図せず変わることもあるので、京都で高めたものをぜひ観ていただきたいです」と話した。
京都公演は11月22日まで。本作はそのあと、25・26日に広島・広島文化学園HBGホールで行われる。
舞台「波濤を越えて」
2022年11月12日(土)~22日(火)
京都府 南座
2022年11月25日(金)・26日(土)
広島県 広島文化学園HBGホール
脚本・演出:今井豊茂
能楽監修:
出演:
※嶋崎斗亜の「崎」は立つ崎が正式表記。
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「 #波濤を越えて 」中村壱太郎、 #IMPORTors #影山拓也 ・#Lilかんさい #嶋崎斗亜 の成長に太鼓判「完璧に仕上がっています」 - ステージナタリー
舞台「波濤を越えて」
11/12㈯-22㈫
京都府 南座
11/25㈮-26㈯
広島県 広島文化学園HBGホール
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