11月に京都と広島で上演される舞台「波濤を越えて」の取材会が、昨日10月4日に京都・八坂神社にて行われた。
「波濤を越えて」は“古典芸能×現代演劇”を掲げ、戦乱の運命に翻弄される源氏と平氏の物語を紡ぐ新作舞台。脚本・演出を今井豊茂、能楽監修を亀井広忠が務める。取材会には、
壱太郎は「それぞれが直面する課題をどう乗り越えて乱世を生き抜いていくのかがひとつの見どころ。乗り越えないといけないものの先にある希望が様々に描かれており、今のこの世の中とリンクする部分もあるので、日々を生き抜く希望になれば」と言う。また、作品をきっかけに観客に古典芸能に足を運んでもらうことを目標にしているとし、「各ジャンルの方が各々のスタイルを生かして臨みます。お二人と0からの関係値で作っていくのが楽しみです」と期待を述べる。
一方、平知盛を演じる影山は「真面目で一生懸命で筋を通す、僕が理想とする男性像。薙刀の持ち方や足の開き方、発声の仕方など細かくご指導いただいて、ひとつひとつの演技の深さを学ばせていただき、毎回お稽古が楽しいです」と心境を明かし、「この子ジャニーズだったの?と思われるくらい、頑張りたいです!」と意気込んだ。
島崎は本作で殺陣に初挑戦。「学校でプリントを丸めてチャンバラをやったことがあるくらい」と述べつつ、「細やかにご指導いただいて毎回発見があります。今まで自分たちのやってきた演じ方に古典芸能の色を加えていただくだけで、見せ方ひとつをとっても全く違うので、これまでの僕たちになかった部分を観ていただけるのではと思います」と語った。
また、本作で京都・南座の舞台に初出演する島崎に対し、壱太郎は「屋上にはお社があって、神様にお参りもできて、京都の街を感じて舞台に挑むことができると、いつも感じています」と南座の魅力をアピール。「楽屋までの道のりが迷路みたいで楽しいよと話しています。男の子心をくすぐると言いますか(笑)。毎回劇場入りが楽しみだなと思ってます!」と影山が伝えると、島崎は「楽しそうですね(笑)。時間があれば壱太郎さんと影山くんと、楽屋内でスタートとゴールを決めて迷路をしてみたいと思います」と笑顔で返した。
公演は11月12日から22日まで南座、25・26日に広島・広島文化学園HBGホールで行われる。チケットの一般販売は10月18日10:00にスタート。
舞台「波濤を越えて」
2022年11月12日(土)~22日(火)
京都府 南座
2022年11月25日(金)・26日(土)
広島県 広島文化学園HBGホール
脚本・演出:今井豊茂
能楽監修:亀井広忠
出演:
※嶋崎斗亜の「崎」は立つ崎が正式表記。
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南座の“迷路”を楽しむ? #影山拓也 ・ #嶋崎斗亜 ・中村壱太郎「 #波濤を越えて 」取材会 - ステージナタリー
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舞台「波濤を越えて」
11/12㈯-22㈫
京都府 南座
11/25㈮-26㈯
広島県 広島文化学園HBGホール
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