人間のエネルギーを視覚化!小野寺修二×片桐はいりの野外劇「嵐が丘」スタート

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野外劇「嵐が丘」が、昨日10月17日に東京・GLOBAL RING THEATRE〈池袋西口公園野外劇場〉で開幕した。

野外劇「嵐が丘」より。

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野外劇「嵐が丘」より。

野外劇「嵐が丘」より。[拡大]

野外劇「嵐が丘」より。

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これは「東京芸術祭 2022」のメイン演目の1つ。本作ではカンパニーデラシネラの小野寺修二が演出を手がけ、エミリー・ブロンテの小説「嵐が丘」を立ち上げる。出演者には、王下貴司久保佳絵、斉藤悠、崎山莉奈、菅波琴音、竹内蓮、丹野武蔵、鄭亜美辻田暁富岡晃一郎、中村早香、西山斗真、塙睦美宮下今日子、そして片桐はいりが名を連ねた。

開幕に際し、小野寺は「今回の『嵐が丘』登場人物は、驚くほど『意味』で動いていません。言葉や意味に落とし込めない理不尽に突き動かされている。一人の人間は想像以上に多面的で、その化け物のようなエネルギーを視覚化してみたいと思いました。お立ち合い頂けますと幸いです」とコメントした。上演時間は約1時間10分で、公演は10月26日まで。

なおステージナタリーでは野外劇「嵐が丘」特集を展開中。小野寺と片桐が上演に向けた思いを語っている。

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小野寺修二コメント

コロナ禍にあってさまざまなことが、意識的にも無意識のレベルでも変わってきています。まずこんなにも長期間にわたるとは思ってなかったし、正しさがないことの居心地の悪さは、日々自分の決断力を試されているかのようです。コントロールできない大きなことが立ちはだかり、知らないこと、知らない世界、莫大な情報の渦の中で、日々、耳を澄ましています。
今回、東京芸術祭総合プロデューサー宮城聰さんにお声がけいただき池袋西口公園野外劇場で野外劇を行うにあたり、自分に制御しきれないたくさんの要素をプラスにもマイナスにも取り入れたいと思いました。自然は人を脅かす。世界は幾重にも重なっている。わかったと思うことは、わかったと思う時、ほとんどわかっていない。謙虚でありたいと思うのは最近の自分の気分で、わからなさの中で身につけた処世術です。
今回の「嵐が丘」登場人物は、驚くほど「意味」で動いていません。言葉や意味に落とし込めない理不尽に突き動かされている。一人の人間は想像以上に多面的で、その化け物のようなエネルギーを視覚化してみたいと思いました。お立ち合い頂けますと幸いです。

野外劇「嵐が丘」

2022年10月17日(月)~26日(水)
東京都 GLOBAL RING THEATRE〈池袋西口公園野外劇場〉

作:エミリー・ブロンテ
訳:小野寺健
演出:小野寺修二
出演:王下貴司久保佳絵、斉藤悠、崎山莉奈、菅波琴音、竹内蓮、丹野武蔵、鄭亜美辻田暁富岡晃一郎、中村早香、西山斗真、塙睦美宮下今日子 / 片桐はいり

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東京芸術劇場 @geigeki_info

10月17日(月)〜26日(水)
会場:GLOBAL RING THEATRE〈池袋西口公園野外劇場〉◎小雨決行・荒天中止

人間のエネルギーを視覚化!小野寺修二×片桐はいりの野外劇「嵐が丘」スタート(舞台写真 / コメントあり) https://t.co/31uERM2KQ3

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