「夜能~語り部たちの夜~『清経』」11月公演の朗読を、声優の
朗読と能を楽しめる「夜能」シリーズでは、秋クールに「清経」を上演する。源平合戦で劣勢になり、神仏にも見放された平清経と、彼の入水を知らされた妻の物語を、11月公演では速水が語る。速水が「夜能」シリーズに登場するのは、昨年9月に上演された「雷電」以来となる。
今回は“ろうそく能”と呼ばれる演出を用い、本物のろうそくを使って舞台が照らされる。また、雅楽による音楽演出では竽(う)という希少な楽器が使用され、海をテーマにした音楽演出が付けられるという。なお、能パートではシテを
公演は11月26日、東京・宝生能楽堂にて。なお、当日は写真家・瀬尾浩司とコラボレートした企画展「夜能×BEYOND」がロビーで開催される。
なお、ステージナタリーでは金井雄資が出演する宝生流「獅子三題」の鼎談を掲載中。「日本全国 能楽キャラバン!」に参加する、“獅子”をテーマにした公演について、宝生流第20代宗家・宝生和英、金井、大藏流狂言方の山本則秀が語っている。関連する特集・インタビュー
「夜能~語り部たちの夜~『清経』」11月公演
2021年11月26日(金)
東京都 宝生能楽堂
朗読「清経」
能「清経」
シテ:
ツレ:澤田宏司
ワキ:高井松男 ほか
※高井松男の「高」ははしご高が正式表記。
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ろうそく能で“悲劇の貴公子”平清経の物語、「夜能」11月公演語りは速水奨
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