“水”でつながる「夜能」と写真家・瀬尾浩司のコラボ企画展「夜能×BEYOND」

「夜能 平家物語［清経］×BEYOND PHOTO BY HIROSHI SEO」が9月から11月にかけて開催される。

これは、能楽の宝生流と写真家・瀬尾浩司による展示イベント。語り部と能楽師による「夜能」シリーズの秋クール「清経」と、瀬尾の写真集「BEYOND」の“水”をテーマにした特別共同企画展となり、瀬尾の作品が「清経」の上演日、またはその翌日に、東京・宝生能楽堂 ロビーで展示される。

今回の展示では、能の地・佐渡島で撮影された新作も数点発表される。企画展は細谷佳正、和久荘太郎らが出演する9月24と翌25日、小野友樹と田崎甫らが出演する10月29日、速水奨、金井雄資らが出演する11月26日に開催。9月25日は写真展のみとなり、入場無料だ。

なお、ステージナタリーでは「夜能」11月公演でシテを務める金井が出演する宝生流「獅子三題」の鼎談を掲載中。「日本全国 能楽キャラバン！」に参加する、“獅子”をテーマにした公演について、宝生流第20代宗家・宝生和英、金井、大藏流狂言方の山本則秀が語っている。