“現代人による、現代人のための舞踊”、Noism全カンパニーによる「春の祭典」開幕

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Noism0+Noism1+Noism2「春の祭典」が、本日7月2日に新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場で開幕する。

Noism0+Noism1+Noism2「春の祭典」より。(撮影:篠山紀信)

Noism0+Noism1+Noism2「春の祭典」より。(撮影:篠山紀信)

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Noism0+Noism1「FratresIII」より。(撮影:篠山紀信)

Noism0+Noism1「FratresIII」より。(撮影:篠山紀信)[拡大]

Noism0「夏の名残のバラ」より。(撮影:篠山紀信)

Noism0「夏の名残のバラ」より。(撮影:篠山紀信)[拡大]

映像舞踊「BOLERO 2020」より。(撮影:篠山紀信)

映像舞踊「BOLERO 2020」より。(撮影:篠山紀信)[拡大]

これは、イーゴリ・ストラヴィンスキーの「春の祭典」にNoismの全カンパニーが挑むもの。本公演では「春の祭典」に加え、Noism0とNoism1により「Fratres III」、Noism0により「夏の名残のバラ」が披露され、さらに昨年オンラインで配信された映像舞踊「BOLERO 2020」が上映される。いずれも、演出・振付を金森穣が務めた。

上演に向け、金森は「政治、経済、科学(医学)技術と、あらゆる社会構成要素が国際的なパワーバランスと不可分である社会を生きる私たち。新型感染症の蔓延した世界を生きる私たちにとって、一体誰が被害者で誰が加害者だと言えるでしょうか。誰が、何に対しての生贄なのでしょうか。その問いに真っ向から向き合い、現代人による、現代人のための舞踊として創作されたのが、Noism版『春の祭典』です。Noismを未だご覧頂いたことがない方も、一度は見た事があるけれどその後足が遠のいている方も、是非この機会に、Noismを観にりゅーとぴあへお越しください。皆様のご来場を、心よりお待ちしています」とコメントしている。

新潟公演は7月4日まで行われ、その後、23日から25日まで埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホール、31日に北海道・札幌文化芸術劇場hitaruで実施される。また、Noismの公式YouTubeチャンネルでは現在、公演のトレイラー映像が公開されている。

この記事の画像・動画(全8件)

ストラヴィンスキー没後50年 Noism0+Noism1+Noism2「春の祭典」

2021年7月2日(金)~4日(日)
新潟県 りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場

2021年7月23日(金・祝)~25日(日)
埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール

2021年7月31日(土)
北海道 札幌文化芸術劇場hitaru

演出・振付:金森穣

「春の祭典」

音楽:I.ストラヴィンスキー(「春の祭典」)
出演:Noism0、Noism1、Noism2

「Fratres III」

音楽:A.ペルト(「Fratres」)
出演:Noism0、Noism1

「夏の名残のバラ」

音楽:F.V.フロトー(「Martha」より「Last Rose of Summer」)
出演:Noism0

映像舞踊「BOLERO 2020」

編集:遠藤龍

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Noism Company Niigata(ノイズム) @NoismPR

【掲載情報】
Noism0+Noism1+Noism2『春の祭典』開幕について、ニュース記事をステージナタリーに掲載いただきました。篠山紀信撮影による、最新の舞台写真も掲載! ぜひご覧ください。

▼記事はこちら
https://t.co/cr4SDBn7ou

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