Noism実験舞踊vol.2「春の祭典」「Fratres III」新潟でのプレビュー公演が決定

Noism0＋Noism1＋Noism2による実験舞踊vol.2「春の祭典」 / 「Fratres III」のプレビュー公演が決定した。

本作は6月に新潟・東京ほかで公演が予定され、新型コロナウイルスの影響で延期となっていたもの。このたび決定したプレビュー公演は、新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館で8月27・28日に行われる。また今回はプレビュー公演として、本公演のような演出は伴わない形での上演となるほか、同時上演に「Adagio Assai（仮）」が加わった。

金森穣が芸術監督を務めるNoismは、日本初の公共劇場専属舞踊団として、りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館に設立されたダンスカンパニー。実験舞踊シリーズは、Noism設立15周年を記念して2019年にスタートした企画で、vol.2「春の祭典」では、ストラヴィンスキーの作品を金森が演出・振付する。また、「Fratres III」は、昨年から創作が続けられてきたシリーズの最終章だ。そのほか「春の祭典」では椅子を須長檀が、「Fratres III」では衣装を堂本教子がそれぞれデザインする。

公演に際し、カンパニーは手指の消毒、マスクの着用、対人距離をできるだけ確保することなどへの協力を観客に呼びかけている。チケットは発売中。