鄭義信×松本祐子の原点「冬のひまわり」がリーディングでよみがえる、動画配信中

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文学座「冬のひまわり」のリーディング動画が本日10月1日に特設ページにて配信開始された。

文学座 リーディング「冬のひまわり」のキャスト。

文学座 リーディング「冬のひまわり」のキャスト。

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文学座 リーディング「冬のひまわり」動画配信チラシ

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「冬のひまわり」は鄭義信の作、松本祐子の演出で1999年に文学座アトリエの会にて上演された作品。同作が、浅野雅博櫻井章喜、奥田一平、塩田朋子石橋徹郎、鹿野真央、宝意紗友莉の顔合わせでリーディング形式で収録され、その動画が劇団の特設ページで有料配信されている。

舞台は、風変わりな関係性の住人たちが暮らす海辺の民宿・かもめ荘。彼らは平穏な年末を迎えるはずだったが、そこに1人の女性が現れて……。11月に東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで上演される、鄭と松本の最新作「五十四の瞳」を前に、このタッグの始点となった「冬のひまわり」をチェックしておこう。

配信期間は10月31日まで。視聴チケットはBUNGAKUZA WEB SHOPのサイトで購入できる。配信期間中は何度でも再生が可能だ。

松本祐子コメント

松本祐子

松本祐子[拡大]

「冬のひまわり」を書いていただく前から、私はずっと鄭義信作品のファンでした。鄭さんの優しくてひりひりする言葉が好きで、時々、台詞を声に出して味わったりしていました。その鄭さんに私の文学座でのデビュー作を書いてもらえることになって、私は興奮しました。そのドキドキを抱えて初めて鄭さんに会った日に私はこう言ったそうです。「私が演出家として成功するかどうかはこの作品にかかっている、だから良いものを書いてください!」鄭さんは私のことを、なんてあけすけな人なのだろうとびっくりしたそうです。私もそう思います。かように私は図々しかったのです。でもその脅しの甲斐あって、とっても優しくてひりひりする愛おしい作品を鄭さんは書き上げてくださいました。そんな思い出のたくさん詰まった作品がこの「冬のひまわり」です。21年が経った今年、出演者も新たにリーディングという形で作り直しました。リーディングと言っても、時には相手に触れてみたり、出演者と私の鄭さん作品に対する愛が溢れたユニークな形の作品になっていると思います。是非とも見て聞いていただきたいと願っています。そして今年の11月に、新たな鄭義信さんの書下ろし「五十四の瞳」が幕をあけます! やけどするような熱い思いが詰まった力強い作品です。こんな時代ではありますが、こちらは劇場に足をお運びいただき、生の演劇の強さを受け止めていただければと願っております。

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文学座 リーディング「冬のひまわり」動画配信

2020年10月1日(木)~31日(土)

作:鄭義信
演出:松本祐子
音楽:沢田冬樹
出演:浅野雅博櫻井章喜、奥田一平、塩田朋子石橋徹郎、鹿野真央、宝意紗友莉

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