舞台「幽☆遊☆白書」が本日8月28日に東京・シアター1010で開幕。これに先駆け、ゲネプロと囲み取材が本日行われた。なお本記事には本編の詳細な内容は記載していないが、舞台写真を掲載しているため、ネタバレを避けたい方は注意してほしい。
マンガ「幽☆遊☆白書」は、1990年から1994年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された
舞台版では、交通事故で死んだ浦飯幽助が試練をクリアして生き返り、霊界探偵として働くことになった原作初期のエピソードに、外伝の要素を加えたストーリーが展開する。
ゲネプロ前の囲み取材には、メインキャスト5人が出席。まず崎山は、共に稽古をしてきたカンパニーのメンバーに信頼を寄せつつ、「原作を知っている方には『懐かしい』と思っていただきたいですし、初めて観る方には『こんな舞台、観たことない!』と感じてもらえたらと思います」とアピール。郷本は、桑原さながらの威勢のよい挨拶で場を和ませながら、「いいチームワークで毎日稽古してきたので、その団結力が作品にも表れていると思います」と手応えをを語った。
原作マンガやアニメ版のファンだという鈴木は「稽古初日、幽助が第一声を発したとき、『幽☆遊☆白書が帰ってきた!』と肌で感じました。新しい、でもどこか懐かしさを感じる『幽☆遊☆白書』をお届けしたいです」とニコリ。続く橋本は「幅広い世代の方に愛されている作品なので、生半可な気持ちではできません。プレッシャーや緊張と闘いながらも、楽しんで、最高なものをお届けできるようにがんばります」と意気込みを述べる。
コエンマのトレードマークであるおしゃぶりを口に付けたまま登場した荒木は、「おしゃぶりが邪魔で……」とぼやいて会場の笑いを誘いつつ、「稽古初日から、皆さんのクオリティの高いお芝居を観られて刺激をもらいました。プレッシャーもありますが、『見せつけてやるぞ』という気持ちが強いです。皆さんの期待を超えられるような作品を作れたと思うので、自信を持って初日を迎えたいです」と晴れやかな表情で語った。
また囲み取材では、質疑応答の際に郷本が挙手し、「コエンマは、本番中もおしゃぶりを付けたままなんですか?」と質問する場面も。これを受け、荒木は「そうだね、このまま話していこうと思う」と笑顔で答えた。
最後に、本作の見どころを問われたキャストは「幽助が霊丸を撃つシーン」(崎山)、「幽助が桑原に乗り移るシーンでの、2人のコラボ」(郷本)、「盗賊仲間の蔵馬、飛影、剛鬼がそろう場面」(鈴木)と回答。橋本は「この日のために、とてつもない痛みに耐えて“開眼”しました(笑)。額の包帯を取る瞬間が来るので、そのシーンに注目してほしいです」とコメントし、荒木は「プロジェクションマッピングやグラフィックポイを用いて、それぞれの必殺技を表現するシーンは“映え”ると思います」と見どころを挙げた。
上演時間は休憩ありの約2時間30分。シアター1010での公演は9月2日まで行われ、その後、9月に大阪、福岡、愛知で上演される。また9月22日の千秋楽には全国の映画館でライブビューイングが実施されるほか、同公演がWOWOWとニコニコ生放送にて生中継される予定だ。
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舞台「幽☆遊☆白書」
2019年8月28日(水)~9月2日(月)
東京都 シアター1010
2019年9月4日(水)~8日(日)
大阪府 森ノ宮ピロティホール
2019年9月10日(火)~13日(金)
福岡県 ももちパレス
2019年9月20日(金)~22日(日)
愛知県 一宮市民会館
原作:
脚本・演出:
キャスト
浦飯幽助:
桑原和真:
蔵馬:
飛影:
雪村螢子:
浦飯温子:
ぼたん:
剛鬼:
幻海:
コエンマ:
ほか
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