オフブロードウェイミュージカル「グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!2019」が、去る8月2日に東京・新宿角座で開幕した。
「グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!」は、アンソニー・キングとスコット・ブラウン原作によるミュージカル。日本では2017年に初演され、昨年2018年にも上演された。過去公演に続いて、今回も
初参加の新納は本作を「半分お笑い、半分演劇、半分ミュージカル、みたいな」と紹介し、「すごくオフブロードウェイっぽい作品なので、こういう作品がもっともっと日本でたくさん上演されれば、日本人の観劇する人も豊かになるなと思ってます」とコメント。初演から出演している原田は「今回も、お客様とともに毎回新たな空間を、そして新たなグーテンバーグを演じられたらと思っております。千秋楽までよろしくお願いします!」とメッセージを送っている。
物語は、ピアノと小道具だけが置かれた空間で展開。ブロードウェイ進出を夢見る脚本家ダグと作曲家バドは、自分たちが作ったミュージカルをプロデューサーたちの前で“自演”しようと思いつく。彼らは2人で20役以上を演じることになり……。なお本作のプロデューサー役は日替わりゲストが務める。
上演時間は休憩15分を含む約2時間。本作の新宿角座公演は8月6日まで行われ、8日から12日には東京・上野ストアハウスで上演される。
新納慎也コメント
初日が終わりまして、まぁきっと、無事に終わらないっていうか、何もトラブルがない状態では終わらないだろうなと思ってましたが、案の定トラブルありました(笑)。でも、それもありでしょう!と思ってます。
僕最初にこの話をもらった時に、言葉を伝えるというグーテンバーグの夢と、僕らの職業がすごく似ているので良いお話だなと思ったんですが、今日観に来てくれた役者仲間が、そこがすごく感動したと言ってくれて、演劇的にもよくできた作品です。
だから、半分お笑い、半分演劇、半分ミュージカル、みたいな……。
すごくオフブロードウェイっぽい作品なので、こういう作品がもっともっと日本でたくさん上演されれば、日本人の観劇する人も豊かになるなと思ってます。
こんな作品がどんどん世に出れば良いと思いますので、それの少しでも力になれればと思います。
俳優:新納慎也は、ミュージカル界のなんとかって色々言われますけど、こういう作品をやるミュージカル俳優っていうのも日本にいるんだよっていうことがみなさんに伝われば良いなと思います。ぜひ、グーテンバーグ見に来てください。
原田優一
グーテンバーグ2019、初日を迎えました。
無事、という感じではなかったのかもしれませんけれども、その無事じゃないところも、
その時々の、グーテンバーグの、生の舞台ならではの醍醐味だと思っております。
その時その時の、お客様との共有できる空間だったりとか、我々が発するパフォーマンス
でお客様が返してくれる反応で、その時の空間が出来上がってると、強く感じるパフォー
マスです。
今回も、お客様とともに毎回新たな空間を、そして新たなグーテンバーグを演じられたら
と思っております。千秋楽までよろしくお願いします!
オフブロードウェイミュージカル「グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!2019」
2019年8月2日(金)~6日(火)
東京都 新宿角座
2019年8月8日(木)~12日(月・振休)
東京都 上野ストアハウス
原作:アンソニー・キング、スコット・ブラウン
翻訳:工藤紅
日本語上演台本・訳詞・演出:
音楽監督・ピアノ:
振付:当銀大輔
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