“赤ちゃん斡旋事件”描く、TOKYOハンバーグの2本立て公演が開幕

4

59

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 17 19
  • 23 シェア

TOKYOハンバーグ「『のぞまれずさずかれずあるもの』再演・新作2本立て公演『東京2012』 / 『宮城1973』」が、4月11日に東京・サンモールスタジオで開幕した。

TOKYOハンバーグProduce Vol.25 「のぞまれずさずかれずあるもの 再演・新作2本立て公演『東京2012』 / 『宮城1973』」より。

TOKYOハンバーグProduce Vol.25 「のぞまれずさずかれずあるもの 再演・新作2本立て公演『東京2012』 / 『宮城1973』」より。

大きなサイズで見る(全4件)

TOKYOハンバーグProduce Vol.25 「のぞまれずさずかれずあるもの 再演・新作2本立て公演『東京2012』 / 『宮城1973』」より。

TOKYOハンバーグProduce Vol.25 「のぞまれずさずかれずあるもの 再演・新作2本立て公演『東京2012』 / 『宮城1973』」より。[拡大]

「のぞまれずさずかれずあるもの」は、1973年に宮城・石巻市で起こった“赤ちゃん斡旋事件”をモチーフに大西弘記が執筆した作品。今回は2010年の初演作を「東京2012」として上演するほか、“赤ちゃん斡旋事件”を記者の視点から描く新作「宮城1973」が披露される。2作品の上演スケジュールは公式サイトで確認しよう。

TOKYOハンバーグProduce Vol.25 「のぞまれずさずかれずあるもの 再演・新作2本立て公演『東京2012』 / 『宮城1973』」より。

TOKYOハンバーグProduce Vol.25 「のぞまれずさずかれずあるもの 再演・新作2本立て公演『東京2012』 / 『宮城1973』」より。[拡大]

大西は本作について、公式サイトに「多分、この作品を書きだした頃から、自分が劇作家として何故書きたいのか、何が書けるのか、何を書くべきなのか、と自問自答するようになり、劇作家としての活動が明確になっていったと思う。そして再び、この題材と向き合いたくなったのは自分の周りで小さな生命と出逢ってゆく人たちが増えたからだと思う。みんな幸せそうだ。心からそう思う。思えば思うほど、生命の尊さは勿論、更に深く、生命とは自分にとって何だろうか?という問いと対峙する。答えはきっと無数にあるだろう。然し、自分は作品を産む、或いは生むことで探りたい」と思いをつづっている。公演は4月21日まで。

この記事の画像(全4件)

TOKYOハンバーグProduce Vol.25 「『のぞまれずさずかれずあるもの』再演・新作2本立て公演『東京2012』 / 『宮城1973』」

2019年4月11日(木)~21日(日)
東京都 サンモールスタジオ

作・演出:大西弘記

「東京2012」

出演:坂井宏充橘麦、葵乃まみ、宮越麻里杏、和田真季乃、柴田和宏、白井風菜、山田定世、大川泉、中澤健太郎

「宮城1973」

出演:小林大輔、永田涼香、宇鉄菊三、上田尋、葛山陽平、入間史雄、小林翔、福寿奈央、原愛絵、當瀬このみ、ししどともこ、堂下勝気

※當瀬このみの「瀬」は旧字体が正式表記。

全文を表示

読者の反応

  • 4

sougou_news @sougou_news

[ニュース]google news 事件!【公演レポート】“赤ちゃん斡旋事件”描く、TOKYOハンバーグの2本立て公演が開幕 - ナタリー https://t.co/REYhHXncnh

コメントを読む(4件)

TOKYOハンバーグのほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 TOKYOハンバーグ / 大西弘記 / 橘麦 / 坂井宏充 / 宇鉄菊三 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします