愛知県芸術劇場が芸術監督制度導入、2020年に勅使川原三郎が就任

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愛知・愛知県芸術劇場が、2020年度から芸術監督制度を設けることを発表。併せて、勅使川原三郎が20年4月1日に同劇場の芸術監督に就任することが明らかになった。

勅使川原三郎(c)Norifumi Inagaki

勅使川原三郎(c)Norifumi Inagaki

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09年に紫綬褒章、17年にフランス芸術文化勲章オフィシエを受章し、同劇場では「睡眠」、オペラ「魔笛」などの作品を発表してきた勅使川原。芸術監督の任期は20年4月1日から24年3月31日までを予定しており、就任前の今年19年4月1日から20年3月31日までの期間、勅使川原は同劇場のアドバイザーとして活動する。

就任に際し、勅使川原は「愛知県芸術劇場の芸術監督に就任することは、私の新たな冒険心をかきたてるきっかけとなるでしょう」と述べ、「スタッフと共に来場する観客の皆さんの呼吸が声になり感情が響き渡る感情の通路を準備したいと思います」と抱負を語った。

勅使川原三郎コメント

愛知県芸術劇場の芸術監督に就任することは、私の新たな冒険心をかきたてるきっかけとなるでしょう。美の発見を巡る予感、幾多の予期せぬ事と出会う予感ほど感情を揺さぶるものはありません。未来を予定として待つのではなく、固定した認識を覆すのみの古臭い前衛ではない、未知なる謎へ向かって身体が作りだす感情の通路を作りましょう。劇場は喜びへの予感と惑いと共に生きる。私はスタッフと共に来場する観客の皆さんの呼吸が声になり感情が響き渡る感情の通路を準備したいと思います。

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渡辺 真弓 @balletpromenade

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