溝端淳平が「魔界転生」成功祈願、天草四郎ゆかりの地を訪問

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日本テレビ開局65年記念舞台「魔界転生」で天草四郎役を務める溝端淳平、脚本を手がけるマキノノゾミ、演出を務める堤幸彦の3人が、本日4月12日、作品のゆかりの地である長崎県および熊本県にて舞台成功祈願を行った。

手を合わせる堤幸彦(左)、マキノノゾミ(中央)、溝端淳平(右)。

手を合わせる堤幸彦(左)、マキノノゾミ(中央)、溝端淳平(右)。

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左からマキノノゾミ、溝端淳平、堤幸彦。

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天草四郎の没後380年の命日となる本日、3人は、島原の乱の主戦場となった原城跡や、天草キリシタン館、殉教公園、天草四郎ミュージアムなどを訪問。自身が演じる天草四郎に縁深い場所を訪れたことについて、溝端は「役作りのうえで、こんなにぜいたくでありがたいことはない」と心境を語り、「『今度、天草四郎さんを演じさせていただきます』という謙虚な気持ちで手を合わせました。言葉で言い表すのは難しいですが、この場の風や空気、匂いなどいろいろなものを感じ取って、持ち帰って、天草四郎を演じるときに役立たせたいと思います」と意気込みを述べる。

左から堤幸彦、溝端淳平、マキノノゾミ。

左から堤幸彦、溝端淳平、マキノノゾミ。[拡大]

演出の堤は、島原で撮影を行った映画「まぼろしの邪馬台国」を振り返りつつ、「風と海の音に強い印象があります。(天草四郎が亡くなったと言われる)380年前も(邪馬台国が存在したと伝えられている)500年前も同じ音がしていただろうし、この日差しも同じだっただろうと思うと、本当に来てよかったです」と遠い過去に思いを馳せる。また脚本のマキノは「山田風太郎さんの原作が小説として抜群に面白いので、それをどうやったら舞台で面白くなるのか、かなり大胆な再構築しないと面白さを伝えきれないものになってしまうので、作品と格闘する気持ちで新しい『魔界転生』を作り出そうと意気込んでいます」と真摯に語った。

天草四郎像の前に立つ溝端淳平。

天草四郎像の前に立つ溝端淳平。[拡大]

「魔界転生」は、1967年に「おぼろ忍法帖」として単行本化された山田風太郎の伝奇小説。今回の舞台版には溝端のほか、上川隆也、高岡早紀、村井良大、松田凌、玉城裕規、木村達成、猪塚健太、山口馬木也、藤本隆宏、浅野ゆう子、松平健らが出演する。

公演は10月6日から28日まで福岡・博多座、11月3日から27日まで東京・明治座、12月9日から14日まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。福岡、東京公演のチケットは7月7日、大阪公演のチケットは29日に発売される。

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日本テレビ開局65年記念舞台「魔界転生」

2018年10月6日(土)~28日(日)
福岡県 博多座

2018年11月3日(土・祝)~27日(火)
東京都 明治座

2018年12月9日(日)~14日(金)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール

原作:山田風太郎(角川文庫)
脚本:マキノノゾミ
演出:堤幸彦
出演:上川隆也、溝端淳平、高岡早紀、村井良大、松田凌、玉城裕規、木村達成、猪塚健太、山口馬木也、藤本隆宏、浅野ゆう子、松平健 ほか

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たにちゃん @yarukitanichan

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