「魔界転生」堤幸彦&小池徹平が九州へ、天草四郎ゆかりの地で舞台の成功祈る

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「魔界転生」で演出を務める堤幸彦と、天草四郎役を演じる小池徹平が、本日2月24日に作品のゆかりの地である長崎県と熊本県を訪れた。

合掌する小池徹平(左)、堤幸彦(右)。

合掌する小池徹平(左)、堤幸彦(右)。

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「魔界転生」は、1967年に「おぼろ忍法帖」として単行本化された山田風太郎の伝奇小説。脚本をマキノノゾミ、演出を堤が手がける舞台版は2018年に上演され、今回は約2年4か月ぶりの再演となる。

左から小池徹平、堤幸彦。

左から小池徹平、堤幸彦。[拡大]

2人はまず、島原の乱の主戦場となった長崎・原城跡を訪れ、天草四郎のものと伝えられる墓前で慰霊・鎮魂の祈りを捧げ、舞台の成功を祈願。その後熊本・天草市に移動し、天草キリシタン館、天草四郎公園、天草四郎ミュージアムなどを巡った。

小池徹平

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小池は原城跡を訪れたことで島原の乱に思いを馳せたといい、「舞台で表現するにあたって、今日は非常に大事な1日になったのではないかと思います。天草四郎を演じる者として本当に光栄です」と話す。上演に向けて「最後まで気を抜かずにやらせていただくつもりですし、何より今こうやって(実際に天草四郎が立った)この場所に来られているので、確実に1歩ずつ、初日に向けて歩みを進めているんだっていう実感もすごく沸いています」と胸の内を明かした。

作品のゆかりの地を訪れた小池徹平(左奥)、堤幸彦(右奥)。

作品のゆかりの地を訪れた小池徹平(左奥)、堤幸彦(右奥)。[拡大]

堤は「この空気、太陽、海の風、におい、鳥のざわめき、この時期ですと、そろそろ桃や桜も芽吹き始める、自然の力みたいなものを感じますし、383年前もきっと同じだったと思います。この平和な空気の中で、天草四郎を筆頭に数万の一揆軍が、世界を揺るがすと言ってもいいくらいの決起をしたということが、舞台を作っていくうえで重要なスタートポイントになるんじゃないかなと思っています」と述べる。また今回の再演では、映像やテクノロジーを手に入れた演出にするとのことで、「人と人との接触を少しでも減らし、今の時代に適応する、変化した令和版での再演だと考えています」と構想を語った。

本作には主演の上川隆也をはじめ、小池、藤原紀香村井良大木村達成田村心岐洲匠宇野結也財木琢磨山口馬木也渡辺大浅野ゆう子松平健らが出演。公演は4月7日から11日まで愛知・刈谷市総合文化センター アイリス、16日から28日まで福岡・博多座、5月4日から28日まで東京・明治座、6月2日から10日まで大阪・新歌舞伎座で行われる。

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「魔界転生」

2021年4月7日(水)~11日(日)
愛知県 刈谷市総合文化センター アイリス

2021年4月16日(金)~28日(水)
福岡県 博多座

2021年5月4日(火・祝)~28日(金)
東京都 明治座

2021年6月2日(水)~10日(木)
大阪府 新歌舞伎座

原作:山田風太郎(角川文庫)
脚本:マキノノゾミ
演出:堤幸彦
出演:上川隆也小池徹平藤原紀香村井良大木村達成田村心岐洲匠宇野結也財木琢磨山口馬木也渡辺大浅野ゆう子松平健 / 野添義弘立石晴香小波津亜廉横山一敏真砂京之介 / 大石敦士、金井迪大、川田光太、菅野慶太、岸本康太、小林諒大、佐藤義夫、三本木大輔、高橋邦春、細川晃弘、前川貴紀、宮川連、塚越志保、半澤友美

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