「古典屈指の悲劇の人を蘇らせてくれる」俊徳丸役を、木ノ下歌舞伎が募集

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2019年2月から3月にかけて京都、愛知、神奈川で上演される木ノ下歌舞伎「糸井版 摂州合邦辻(仮)」のオーディションが開催される。

レパートリーの創造 木ノ下歌舞伎「心中天の網島ー2017リクリエーション版ー」より。(c)Takuya Matsumi

レパートリーの創造 木ノ下歌舞伎「心中天の網島ー2017リクリエーション版ー」より。(c)Takuya Matsumi

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レパートリーの創造 木ノ下歌舞伎「心中天の網島ー2017リクリエーション版ー」より。(c)Takuya Matsumi

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今回オーディションの対象となるのは、俊徳丸役の主演男性キャスト。木ノ下歌舞伎主宰の木ノ下裕一は俊徳丸役について「悲劇の人です」と説明し、「いにしえから、日本が語り継いできたこの古典屈指の悲劇の人を、鮮やかに現代に蘇らせてくれる方を求めています」とコメントしている。応募受付は3月12日まで。オーディションの詳細は、京都・ロームシアター京都の公式サイトで確認を。

本公演は、木ノ下歌舞伎とロームシアター京都による共同制作企画“レパートリーの創造”の第2弾。今回は、第1弾「心中天の網島ー2017リクリエーション版ー」に続き、FUKAIPRODUCE羽衣の糸井幸之介が演出を務め、監修・補綴を木ノ下が担当する。

木ノ下裕一コメント

木ノ下裕一

木ノ下裕一[拡大]

俊徳丸役について

俊徳丸は悲劇の人です。彼は、この物語の主人公である継母・玉手御前に毒酒を飲まされ、発病、ついには失明してしまいます。身の上を憂い、やむを得ず出奔、流浪の日々を送ります。が、流れ着いた先にも継母の魔の手は迫り……と、次々に苦難に襲われます。貴公子の気高さと病身の穢れ、光陰、美醜をあわせ持つ難役です。いにしえから、日本が語り継いできたこの古典屈指の悲劇の人を、鮮やかに現代に蘇らせてくれる方を求めています。

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木ノ下歌舞伎「糸井版 摂州合邦辻(仮)」

2019年2月10日(日)・11日(月・祝)
京都府 ロームシアター京都 サウスホール

2019年2月15日(金)・16日(土)
愛知県 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール

2019年3月14日(木)~17日(日)
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ

作:菅専助、若竹笛躬
監修・補綴:木ノ下裕一
上演台本・演出・音楽:糸井幸之介

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