開幕に際し、木ノ下は「ニューヨークの初日は、とてもあたたかなお客さんで、カーテンコールを4回も頂戴しました。終演後、レセプションがあり(関係者や招待のお客さんだけでなく一般のお客さんまで、誰でも混じっていいのです。この文化はとてもいいなァと思いました)、たくさんの感想をいただきました『とにかくテンションが上がった(アメイジ―!)』とか『一人の俳優が二役兼ねる演出が興味深い』とか『どのあたりが古典の手法を取り入れた部分なのか?』という質問まで。中でも、もっとも多かったのは『ボーダーライン(分断、国境、難⺠、争いetc.)というテーマは今のアメリカにとって切実なものなので、このタイミングで見られてよかった』というものでした。レセプションに残ってくれるくらいですから、何かしら心の動いたお客さんが多かったのでしょう」と言い、さらに「最後にお話しした新聞記者さんの言葉が耳に残っています。『これから、グリーンビル(Greenville / サウスカロライナ州)、ヒューストン(Houston / テキサス州)をまわるでしょう。それぞれに土地性が異なります。ニューヨークの客席とは、白人の割合も違えば、様々なルーツを持った人ももっと見に来るでしょう。どんな反応が返ってくるか、よく御覧ください』どんな反応も、正面から受け止めたいなと、この北米ツアーがより楽しみになりました」とコメント。
杉原は「念願の木ノ下歌舞伎『勧進帳』ニューヨーク公演が、無事に初日を迎えることができました。10年前、『勧進帳』リクリエーション版初演時から、木ノ下くんとことあるごとに『いつかニューヨークで公演したいね』と話していました。これまでこの作品に関わってくださった方々、ご覧くださったお客様、そして、今回の公演実現のために尽力してくださった皆さんのおかげで、こうしてまたひとつ、僕たちの想いを次のステップへ繋げていけることに、心から感謝しています。と同時に、また更なる希望が生まれてきてもいます。この作品には、僕の思う演劇の魅力、可能性、演劇への願いが詰まっています。それらが、この地で出逢う観客へと、届いていくことを願っています」と思いを語った。
ニューヨーク公演は1月11日まで。その後本作は、グリーンビル、ヒューストンでも上演される。
木ノ下歌舞伎「勧進帳」北米ツアー
開催日程・会場
2026年1月8日(木)〜11日(日) ※公演終了
アメリカ ニューヨーク ジャパン・ソサエティ
スタッフ
出演
※グリーンビル、ヒューストンでも公演あり。
関連記事
木ノ下歌舞伎 @KINOSHITAkabuki
ステージナタリーさんに取り上げていただきました!
NY公演の舞台写真もご覧いただけます。
#木ノ下歌舞伎
#勧進帳 https://t.co/9shxFR5xnW