木ノ下歌舞伎「糸井版 摂州合邦辻」スピンオフ企画で上映会や講座を実施

来年2019年2月から3月にかけ、京都、愛知、神奈川で上演される木ノ下歌舞伎「糸井版 摂州合邦辻」のスピンオフ企画「木ノ下裕一×糸井幸之介トーク＆『心中天の網島―2017リクリエーション版―』映像上映会」が10月18日18:30から京都・ロームシアター京都 会議室2で行われる。

「糸井版 摂州合邦辻」は、木ノ下歌舞伎とロームシアター京都による共同制作企画「レパートリーの創造」の第2弾。第1弾「心中天の網島ー2017リクリエーション版ー」に続き、FUKAIPRODUCE羽衣の糸井幸之介が演出を務め、監修・補綴・上演台本を木ノ下裕一が担当する。今回の上映会には木ノ下と糸井が参加。参加費は無料で定員は40名、応募の締め切りは10月17日までとなっている。

また10月19日15:00からはスピンオフ企画の一環で「古典精読講座」の第2回「古典の中の女たち～新訳・説経節『しんとく丸』を中心に」が京都・有斐斎弘道館で、同日19:00からは台風接近に伴い延期となっていた同講座の第1回「古典の中の恋～『摂州合邦辻』にみる『本心』のありか」がロームシアター京都 会議室2で実施される。

第2回の講師は詩人で早稲田大学教授の伊藤比呂美、第1回の講師は白百合女子大学准教授の日置貴之が務め、司会をロームシアター京都リサーチプログラムリサーチャーの林立騎が担当。また質問者として木ノ下が参加する。講座の参加費は1000円で、応募締め切りは10月18日まで。応募方法はロームシアター京都のサイトで確認を。