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「屋根の上のヴァイオリン弾き」開幕、市村正親「世のお父さんを代表して」

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ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」より。(写真提供:東宝演劇部)

ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」より。(写真提供:東宝演劇部)

市村正親主演のミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」が、本日12月5日に東京・日生劇場にて開幕。これに先駆けて初日直前会見が行われた。

台本をジョセフ・スタイン、オリジナルプロダクション演出・振付をジェローム・ロビンスが手がけた本作は、親から子へ、子から孫へと受け継がれる愛と旅立ちを描く物語。日本初演50周年記念公演として上演される今回は、寺崎秀臣が演出を担当し、2004年からテヴィエ役を演じる市村、09年からゴールデ役を演じる鳳蘭が出演する。

会見には市村、鳳、実咲凜音神田沙也加唯月ふうかが登壇。三女チャヴァ役の唯月は開幕を前に「緊張でドキドキしています。一生懸命お稽古してきたので、それを信じてがんばっていきたいです」と笑顔を見せる。次女ホーデル役の神田が「家族にしていただき、ありがとうございます!」と挨拶すると、市村は「ウェルカム! ウェルカム!」と返し、会場の空気を温めた。

今年2017年4月の宝塚歌劇団退団以降、初のミュージカル出演となり、長女ツァイテル役を演じる実咲は「久しぶりの舞台なので、お客様にどのような反応をしていただけるのか、楽しみです。この歴史ある作品の一部になれたことがとても幸せです」と感慨深げに語った。

実咲の印象について市村は「まあ、お綺麗! つるんつるんして!」と賞賛を送り、鳳も「最初はちょっとスポーティな印象でしたが、今は女の子って感じ」とコメントした。

開幕直前の心境について鳳が「手に汗です」と明かすと、すかさず市村が衣装のスカーフで鳳の手のひらを拭い、夫婦役として息の合ったコンビネーションを見せる。市村は「実生活では2人の息子の父ですが、今作では5人の娘の父親役です。この娘たちが、父母の言うことを全然聞かずに自分の好きなように恋して、旅立って行くんですね……世のお父さんを代表して、おもしろおかしくやりたいと思います」と意気込みを述べた。

続けて市村は神田の印象について「本当に澄んだ声で……よく来たね」と投げかけ、さらに唯月に対して「ふうかちゃんは『スウィーニー・トッド』以来、2度目の父親役なんだよね……いずれ出刃(包丁)かなんか持ってきたりしてね」と会場の笑いを誘った。

最後に市村は「2月には私の故郷である川越で大千秋楽を迎えます。全国各地に行きますので、劇場でお会いしましょう!」と観客に呼びかけた。東京公演は12月29日まで行われ、2018年1月から2月にかけて大阪、静岡、愛知、福岡、埼玉を巡演する。

※初出時、本文およびキャプションに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」

2017年12月5日(火)~29日(金)
東京都 日生劇場

2018年1月3日(水)~8日(月・祝)
大阪府 梅田芸術劇場

2018年1月13日(土)・14日(日)
静岡県 静岡市清水文化会館(マリナート)

2018年1月19日(金)~21日(日)
愛知県 愛知県芸術劇場 大ホール

2018年1月24日(水)~28日(日)
福岡県 博多座

2018年2月10日(土)~12日(月・祝)
埼玉県 ウェスタ川越 大ホール

台本:ジョセフ・スタイン
音楽:ジェリー・ボック
作詞:シェルドン・ハーニック
オリジナルプロダクション演出・振付:ジェローム・ロビンス
日本版振付:真島茂樹
日本版演出:寺崎秀臣(崎は立ち崎が正式表記)

出演:市村正親鳳蘭 / 実咲凜音神田沙也加唯月ふうか入野自由広瀬友祐神田恭兵今井清隆 / 石鍋多加史、青山達三、廣田高志、荒井洸子、祖父江進、香取新一、山本真裕、品川政治、日比野啓一、北川理恵、園山晴子 / 板垣展治、大森輝順、小南竜平、柴崎義則、下道純一、白山博基、仙名立宗、樽木和也、畠山翔太、加藤恵利子、倉澤雅美、斉藤綾香、真田慶子、菅原さおり、鈴木結加里、横尾沙季

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