台本をジョセフ・スタイン、オリジナルプロダクション演出・振付を
会見には市村、鳳、
今年2017年4月の宝塚歌劇団退団以降、初のミュージカル出演となり、長女ツァイテル役を演じる実咲は「久しぶりの舞台なので、お客様にどのような反応をしていただけるのか、楽しみです。この歴史ある作品の一部になれたことがとても幸せです」と感慨深げに語った。
実咲の印象について市村は「まあ、お綺麗! つるんつるんして!」と賞賛を送り、鳳も「最初はちょっとスポーティーな印象でしたが、今は女の子って感じ」とコメントした。
開幕直前の心境について鳳が「手に汗です」と明かすと、すかさず市村が衣装のスカーフで鳳の手のひらを拭い、夫婦役として息の合ったコンビネーションを見せる。市村は「実生活では2人の息子の父ですが、今作では5人の娘の父親役です。この娘たちが、父母の言うことを全然聞かずに自分の好きなように恋して、旅立って行くんですね……世のお父さんを代表して、おもしろおかしくやりたいと思います」と意気込みを述べた。
続けて市村は神田の印象について「本当に澄んだ声で……よく来たね」と投げかけ、さらに唯月に対して「ふうかちゃんは『スウィーニー・トッド』以来、2度目の父親役なんだよね……いずれ出刃(包丁)かなんか持ってきたりしてね」と会場の笑いを誘った。
最後に市村は「2月には私の故郷である川越で大千秋楽を迎えます。全国各地に行きますので、劇場でお会いしましょう!」と観客に呼びかけた。東京公演は12月29日まで行われ、2018年1月から2月にかけて大阪、静岡、愛知、福岡、埼玉を巡演する。
※初出時、本文およびキャプションに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」
2017年12月5日(火)~29日(金)
東京都 日生劇場
2018年1月3日(水)~8日(月・祝)
大阪府 梅田芸術劇場
2018年1月13日(土)・14日(日)
静岡県 静岡市清水文化会館(マリナート)
2018年1月19日(金)~21日(日)
愛知県 愛知県芸術劇場 大ホール
2018年1月24日(水)~28日(日)
福岡県 博多座
2018年2月10日(土)~12日(月・祝)
埼玉県 ウェスタ川越 大ホール
台本:ジョセフ・スタイン
音楽:ジェリー・ボック
作詞:シェルドン・ハーニック
オリジナルプロダクション演出・振付:
日本版振付:
日本版演出:
出演:
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