台本をジョセフ・スタイン、オリジナルプロダクション演出・振付を
会見には市村、鳳に加え、出演者の
続いて登壇者挨拶へ。主演の市村は「数々のミュージカルに出演させていただきましたが、『屋根の上のヴァイオリン弾き』は僕にとって特別な作品」と胸中を明かすとともに、2009年から夫婦役を演じてきた鳳に視線を送り、「僕らはもう一線を越えていますので(笑)、素晴らしいミュージカルを皆さんにお届けできると思います」と自信を見せる。一方の鳳は「これまで以上に皆さんに感動していただけるように、心を込めて演じます。いっちゃん(市村)は、私の中にある“かかあ天下”の部分をうまく引き出してくれるんですよね。本当に彼のおかげで成立している作品だと思います」と市村に信頼を寄せた。
今年2017年4月の宝塚歌劇団退団以降、初のミュージカル出演となる実咲は、3姉妹の長女ツァイテル役を担当。実咲は少々緊張した表情を見せつつも、「素晴らしい共演者の皆さんと舞台を作っていけるのがうれしくて、ワクワクする気持ちでいっぱいです。少しでも成長できるようにがんばります」と抱負を述べる。続いて、次女ホーデル役を演じる神田沙也加は「実生活では一人っ子なので、3姉妹でワイワイ過ごすのが楽しみです」と笑顔を見せ、三女チャヴァ役の唯月は「姉妹の役を演じるのは、今回が初めて。仲よく楽しく、最後まで演じきりたいと思います」と姉役の2人に微笑みかけた。
2013年版でパーチック役を務めた入野は、長女ツァイテルと相思相愛の男性・モーテル役で登場。入野は「新たな気持ちで、伝統ある作品に真摯に取り組みたい」と意気込みを語り、新キャストとしてパーチック役を演じる広瀬は「自由くん(入野)をはじめ、いろいろな方が担当されてきましたが、自分らしいパーチックを演じられるよう努めます」とコメント。また三女チャヴァと思い合うロシア人青年・フョートカを演じる神田恭兵は「市村さんと鳳さんに結婚を許してもらえるようにがんばります!」とアピールした。
本日の会見には登壇していないが、長女ツァイテルに思いを寄せるラザール役を演じるのは、市村が所属していた劇団四季の後輩にあたる
会見の後半では、3姉妹役の実咲、神田沙也加、唯月が劇中歌「マッチメイカー」を披露。この様子を見ていた市村は「『屋根の上のヴァイオリン弾き』は本当にいい曲がたくさん。しみじみ聴き入ってしまいました。今回は、今までと違った『屋根の上のヴァイオリン弾き』になりそうな予感がしています。皆様、応援の程よろしくお願いします」と観客に呼びかけ、会見を締めくくった。
東京公演は12月5日から29日まで東京・日生劇場にて。2018年1月から2月にかけて大阪、静岡、愛知、福岡、そして市村の出身地である埼玉でも上演される。東京公演のチケットは、9月2日に一般販売を開始する。
ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」
2017年12月5日(火)~29日(金)
東京都 日生劇場
2018年1月3日(水)~8日(月・祝)
大阪府 梅田芸術劇場
2018年1月13日(土)・14日(日)
静岡県 静岡市清水文化会館(マリナート)
2018年1月19日(金)~21日(日)
愛知県 愛知県芸術劇場 大ホール
2018年1月24日(水)~28日(日)
福岡県 博多座
2018年2月10日(土)~12日(月・祝)
埼玉県 ウェスタ川越 大ホール
台本:ジョセフ・スタイン
音楽:ジェリー・ボック
作詞:シェルドン・ハーニック
オリジナルプロダクション演出・振付:
日本版振付:
日本版演出:
出演:
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紫 @purpleeo
市村さん相変わらずおもろすぎ→
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