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□字ック「滅びの国」に吉本菜穂子、三津谷亮、オクイシュージ、黒沢あすか

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2018年1月に上演される、□字ック「滅びの国」のキャストが発表された。

団地に住む主婦が女性用風俗を利用したことをきっかけに、シェアハウスに住む青年に堕ちていく姿を描いた本作。主婦・透子役を吉本菜穂子、シェアハウスに住む青年・祥示役を男性俳優集団D-BOYSの三津谷亮が務め、透子の夫・渉役をオクイシュージ、透子の友人・典江役を黒沢あすかが演じる。またシェアハウスの住人役には大鶴美仁音小林竜樹冨森ジャスティンらがキャスティングされた。

上演にあたって脚本・演出の山田佳奈は「自分が敬愛している俳優さんとともに現場で創作できる機会が今から楽しみです。自身の集大成ともいえる作品にしたいです」と意気込みを語っている。公演は2018年1月17日から21日まで東京・本多劇場にて。チケットは11月25日10:00に発売される。

山田佳奈コメント

素敵な出演者に恵まれ、間違いなくいちばん驚いているのはわたしだと思います。舞台作品は、脚本の力以上にも演出の力以上にも、出演者の力が必要なので心強いです。とくに今作は、わたし自身、今まで描いてこなかった恋愛についてを描きます。年齢を重ねてきて、人を愛するということは怠惰と安堵ではないかと思ったことがありました。劇的な愛みたいなものを夢見ても、現実的にはぬるい体温を重ねる時間や言葉に、「この人しかいないし、まあいいか」とひとりの寂しさを紛らわせていたりして。愛をはぐくむ相手が、自分が求めている相手ではなかったとしても、偽りでも、見下していても、互いに愛しているふりができるのであればそれでいいんじゃないかと。大人になればなるほど、そのずる賢さやいやらしさで身を守っている気もします。その大人の刹那みたいなものを、自分が敬愛している俳優さんとともに現場で創作できる機会が今から楽しみです。自身の集大成ともいえる作品にしたいです。

□字ック「滅びの国」

2018年1月17日(水)~21日(日)
東京都 本多劇場

脚本・演出:山田佳奈
出演:吉本菜穂子三津谷亮 / 小野寺ずる、日高ボブ美、山田佳奈、大竹ココ、Q本かよ、滑川喬樹 / 大鶴美仁音小林竜樹冨森ジャスティン水野駿太朗、東谷英人、キムラサトル、ホリユウキ / オクイシュージ黒沢あすか / 柏崎絵美子、倉冨尚人、近藤洋扶、三丈ゆき、JUMPEI、照井健仁、難波なう、橋本つむぎ

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