2018年7月1日の初演を目指す本作は、1647年のチリ大地震をモチーフにしたドイツの作家ハインリヒ・フォン・クライストの小説「チリの地震」を土台に、ゲオルク・ビューヒナー賞受賞のマルセル・バイアーが台本を、セルジオ・モラビトがドラマトゥルクを、ヨッシ・ヴィーラーが演出を手がけるオペラ。ヴィーラー作品を多数手がける、アンナ・フィーブロックが舞台美術を担当する。
上演に先立ち東京のゲーテ・インスティトゥート 東京ドイツ文化センターでは、各種トークイベントを開催。4月11日には討論会「演劇についての新たな考察-舞台美術家アンナ・フィーブロックを迎えて」、14日には「言葉の響く世界 詩と音楽が出会う-マルセル・バイアー氏を迎えて」、17日には細川、ヴィーラー、モラビト、そしてシュツットガルト歌劇場常任指揮者のシルヴァン・カンブルランによる「『チリの地震』にちなむ新作オペラ(タイトル未定)についてのシンポジウム」が行われる。入場は無料。
「演劇についての新たな考察-舞台美術家アンナ・フィーブロックを迎えて」
2017年4月11日(火)19:00~
東京都 ゲーテ・インスティトゥート 東京ドイツ文化センター
「言葉の響く世界 詩と音楽が出会う-マルセル・バイアー氏を迎えて」
2017年4月14日(金)19:00~
東京都 ゲーテ・インスティトゥート 東京ドイツ文化センター
討論会「オペラ制作の過程を追う シュトゥットガルト歌劇場の『地震』オペラ」
2017年4月17日(月)19:00~
東京都 ゲーテ・インスティトゥート 東京ドイツ文化センター
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- 催し物 - Goethe-Institut Japan
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中津 邦仁 演出家 @Nakatsu_h
シュツットガルト歌劇場「地震」オペラ初演までのプロセスを追う - ステージナタリー https://t.co/gCqdG21RT0