小野寺修二、カンパニーデラシネラ「ふしぎの国のアリス」は「大人にも効く」

1

78

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 22 52
  • 4 シェア

小野寺修二 カンパニーデラシネラ「ふしぎの国のアリス」が、2017年6月3・4日と、9日から11日まで東京・新国立劇場 小劇場にて上演される。

2014年に上演された、小野寺修二 カンパニーデラシネラ「ある女の家」より。(撮影:鹿摩隆司)

2014年に上演された、小野寺修二 カンパニーデラシネラ「ある女の家」より。(撮影:鹿摩隆司)

大きなサイズで見る(全2件)

カンパニーが2014年より始めた「白い劇場」シリーズの流れをくむ本作。今回はルイス・キャロルの児童小説やディズニーのアニメーション映画などで知られる「ふしぎの国のアリス」を題材に、ダイナミックな展開とシニカルな笑いを交えたストーリーが繰り広げられる。

上演に際して、小野寺は「アリスの行動を通して、自分の可能性を見つめている。もっと変われるんじゃないか、もっと何か起きるかもしれない、そして何が起きても何とか出来る。その万能感は、きっと大人にとっても効くはず」とコメントしている。チケットは2017年4月16日10:00より発売される。

なお本作にちなみ、小野寺とカンパニーのメンバーが講師を務める「こどもワークショップ」が2017年1月21日に開催される。参加の対象となるのは小学3年生から中学3年生までで、ダンスの経験は問わない。希望者は12月25日までに公式サイトのフォームから応募しよう。

小野寺修二コメント

小野寺修二(photo by 石川純)

小野寺修二(photo by 石川純)[拡大]

小さい子の前で、鞄が重くなったり動かなくなったりするパントマイムをやることがあります。見て喜んでいて、よくよく聞くと、本当に重たくなったと信じている。子どもってすごいと思う瞬間です。ごっこ遊びも信じる思いも、僕が到底追いつかないところで日々生きている。
子どもの頃、絵本で読んだアリスの話は、現実と嘘の境があまりに見事で、身体が突然大きくなることも、小さくなることも、言葉を喋る動物がいることも、自分の涙に溺れそうになることも、どれもこれも芯から「自分に起きておかしくない話」でした。
アリスの行動を通して、自分の可能性を見つめている。もっと変われるんじゃないか、もっと何か起きるかもしれない、そして何が起きても何とか出来る。
その万能感は、きっと大人にとっても効くはず。
アリスから受け取るメッセージを、身体表現で舞台作品に。カンパニーデラシネラ「ふしぎの国のアリス」は、子どもも大人も一緒に楽しめる舞台です。

この記事の画像(全2件)

小野寺修二 カンパニーデラシネラ「ふしぎの国のアリス」

2017年6月3日(土)・4日(日)
2017年6月9日(金)~11日(日)
東京都 新国立劇場 小劇場

構成・振付:小野寺修二
出演:カンパニーデラシネラ

小野寺修二「ふしぎの国のアリス」こどもワークショップ

2017年1月21日(土)11:30 / 15:00
東京都 新国立劇場 リハーサル室

講師:小野寺修二、カンパニーデラシネラのメンバー

全文を表示

読者の反応

  • 1

ステージナタリー @stage_natalie

小野寺修二、カンパニーデラシネラ「ふしぎの国のアリス」は「大人にも効く」 https://t.co/bX8Jka7NIi https://t.co/y7cqybx1ca

コメントを読む(1件)

小野寺修二のほかの記事

リンク

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 小野寺修二 / カンパニーデラシネラ の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします