太宰治の短編小説「走れメロス」から想を得た本作。ある田舎町で食料品店を営む畠田夫妻はひき逃げ事件を起こし、そのまま逃げてしまう。夫の連れ子である息子の宏司は、父の身代わりとなって出頭することを一度は決意するが、徐々にその決意が揺らぎ始めて……。
上演に際し、田川は「人は、期待に応えながらでなければ生きられないと思います。だから、生きるために、人はなんとか頑張って期待に応える必要があるのです」と指摘し、「『外道の絆』では、人を裏切り続けてきた男が、なんとか頑張って今度こそ期待に応えようと奮闘する、というおはなしになる予定です」と語っている。
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ゆうた @yuta1009
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