本作は、シェイクスピア悲劇「ロミオとジュリエット」を、演出の
約400年前に書かれた古典を上演するにあたって、カンパニーデラシネラは「観客を作品の一部としていかに取り込むか」を考えたという。そこで舞台と客席の境界線を廃して地続きとし、時に演者が客席に入り、観客が民衆や舞踏会の参加者となって、事件や出会いを目撃する参加型の仕組みが取られた。プロダクトデザイナーの石黒猛が製作した電動で動く小道具にも注目したい。
カンパニーデラシネラ「ロミオとジュリエット」
2016年7月15日(金)~18日(月・祝)
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト
2016年8月6日(土)・7日(日)
石川県 金沢21世紀美術館 シアター21
原作:
翻訳:松岡和子
演出:
美術:石黒猛
出演:
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リンク
- カンパニーデラシネラ『ロミオとジュリエット』 東京芸術劇場
- 小野寺修二 OFFICIAL WEB SITE / インフォメーション
- 金沢21世紀美術館友の会 Special Event カンパニー・デラシネラ「ロミオとジュリエット」
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チャーハン・ラモーン @charhan_ramone
カンパニーデラシネラ“観客参加型”ロミジュリを東京と石川でも巡演 https://t.co/xScH40s5N4