これは、松本清張の小説「点と線」を原作に、
開幕に際し、小野寺は「昭和30年代に書かれた松本清張『点と線』ですが、先日、その時代の写真集を見ました。今は若さや軽やかさが良しとされる時代かもしれませんが、その写真が捉えた人々はずっしりと重く、きっとまだ若い青年の背中に責任感があり、各々の顔に個性がある。あらゆることが便利になり、効率優先の現代の恩恵をあまねく享受している身としては、ここで『あの頃はよかった』と言うつもりはありません。ただ、人力とか、無駄の多さに愛情を注ぎたい思いがあり、効率と反対側のこと、東京―博多が20時間以上かかった時代を、この作品を通じて想像することで、改めて今を見直せるんじゃないかと思っています」とコメントした。
上演時間は約1時間30分で、公演は明日7月28日まで。
第309回神奈川県青少年芸術劇場「松本清張 点と線」
2024年7月27日(土)・2024年7月28日(日) ※公演終了
神奈川県 神奈川県立青少年センター 紅葉坂ホール
スタッフ
原作:松本清張
演出:
美術:ニコラ・ビュフ
音楽:国広和毅
出演
※高橋陸生の「高」ははしご高が正式表記。
春名風花🌸 @harukazechan
すごかった https://t.co/6GsGFO3r3A