劇作家・演出家の
松本は1946年10月10日、熊本県天草市生まれ。1970年に日本
代表作に、岡山県犬島の銅精錬所跡地内に劇場を建てた「カンカラ」、滋賀・びわ湖上に舞台を作った「呼吸機械」など。2015年9月には、奈良県曽爾村にて夜空や山の尾根を背景に40名以上の出演者たちが山間の運動場を駆け巡る野外劇「トワイライト」を演出した。劇団外では、天野天街と共に上演台本を担当し2013・2015年に上演された寺山修司作「レミング~世界の涯まで連れてって~」や、今年2月から3月にかけて公演が行われた林慎一郎脚本「PORTAL」を手がけた。
受賞歴は2005年に「キートン」で第12回読売演劇大賞演出家部門優秀賞、2009年に「呼吸機械」で朝日舞台芸術賞アーティスト賞と芸術選奨文部科学大臣賞、2011年に紫綬褒章、2015年に「透視図」で大阪文化賞と多数。
後日、有志による偲ぶ会の開催が予定されている。なお維新派が今秋奈良市にて上演を予定していたアジアをテーマにした新作野外公演の上演については、現在協議が進められている。
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