4都市をツアーする
これは、2022年に富山県氷見市に移住した
京都公演を終え、前田は「舞台作品を初めてつくりました。普段のように美術作品の展示空間を見ていただくことと、生身の桑折現という俳優が日々毎回、異なる観客たちの醸す空気に相対して生まれる『変化』はあまりに大きく鮮烈で、京都での3回公演を客席側から観ているだけで、随分たくさんエネルギーが必要だなと、今さらのように気づきました」と感想を述べ、桑折は「前田耕平さんと過ごした創作から上演までの時間には、これまで自分が経験した、演劇をつくるためのどんな過程とも違う味わいと充実がありました。出来上がった作品も、ご覧になる方の観劇体験を良い意味で裏切るものになった気がしています。その鋭い感性で行く先々の劇空間を攻略し、作品を深化させるであろう前田さんと作品の軌跡を、是非目撃してください」とアピールした。
「Before boiling」のマツモトアートセンターGALLERY公演は明日7日と8日に開催。その後本作は、19・20日に東京・水性、23・24日に富山・旧宮島村役場を巡演する。なお、本公演では各回アフタートークが実施される。桑折、前田のコメント全文は以下の通り。
桑折現コメント
私・桑折現が、五人のアーティストと深く向き合いながら新たな「ひとり芝居」を創出し、四都市の劇空間に展開していくシリーズの第二弾「Before boilling」。灼熱の京都で幕を開けることができました。前田耕平さんと過ごした創作から上演までの時間には、これまで自分が経験した、演劇をつくるためのどんな過程とも違う味わいと充実がありました。出来上がった作品も、ご覧になる方の観劇体験を良い意味で裏切るものになった気がしています。その鋭い感性で行く先々の劇空間を攻略し、作品を深化させるであろう前田さんと作品の軌跡を、是非目撃してください。
前田耕平コメント
舞台作品を初めてつくりました。普段のように美術作品の展示空間を見ていただくことと、生身の桑折現という俳優が日々毎回、異なる観客たちの醸す空気に相対して生まれる「変化」はあまりに大きく鮮烈で、京都での3回公演を客席側から観ているだけで、随分たくさんエネルギーが必要だなと、今さらのように気づきました。この先の、異なる土地・異なる劇空間で、「変化」はさらに加速していくはずです。それを目の当たりにすることに僕自身とてもワクワクしていますし、ご覧くださるお客様もきっと、特別な体験をしていただけるのではないでしょうか。「Before boiling」の真夏の旅に、是非ご同道ください。
一人の俳優のための五人の演出家による上演 II「Before boiling」
2025年8月2日(土)・3日(日) ※公演終了
京都府 THEATRE E9 KYOTO
2025年8月7日(木)・8日(金)
長野県 マツモトアートセンターGALLERY
2025年8月19日(火)・20日(水)
東京都 水性
2025年8月23日(土)・24日(日)
富山県 旧宮島村役場
スタッフ
作・演出:前田耕平
出演
※U-25チケットあり。
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リンク
1人の俳優のための5人の演出家による上演 @1actor5director
京都で開幕した「Before boiling」、8/7-8は松本公演、マツモトアートセンターギャラリーでお待ちしております。
ステージナタリーさんに取り上げていただきました!ありがとうございます。
桑折・前田の開幕コメントもありますので、ぜひご覧ください。 https://t.co/HLnHa1vKdt