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猿之助が宙乗り800回達成!スーパー歌舞伎II「ワンピース」最終地の博多座へ

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「スーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』」が、昨日4月2日に福岡・博多座公演の初日を迎えた。

博多座は2月末より、最新鋭の音響・照明機材の導入、宙乗り設備の設置、売店の一新など、開館16年目にして初めて館内リニューアルを実施。本作がリニューアル後の記念すべき第1弾公演となる。

また初日には演出とルフィ・ハンコック・シャンクスの3役を勤める四代目市川猿之助が、宙乗り通算800回を達成した。猿之助は「博多公演の初日に800回を狙ったわけではないですが、運命的なものを感じます」と言いつつも、「伯父の記録を達成するには、あと4200回宙乗りしなければいけないので……(笑)。まだまだ遠く及びません」と、敬愛する三代目猿之助こと市川猿翁の功績に触れながらコメント。そして「『ワンピース』の宙乗りはアトラクションのような宙乗りになっています。お客様が総立ちで手拍子をしている姿は圧巻!いつも絶景を楽しんでいます。特に博多座は広さがあるため、吊られて非常に気持ちの良い劇場です。私は日本の劇場の中で一番好きです」と語っていた。

博多座出演は初というエース役の平岳大は「回数を重ねるたびに芝居が変わっていくので、見どころは言い尽くせないくらいたくさんあります。一度観た方にも福岡公演をぜひ観ていただきたいと思います」と意気込み、「次回はぜひ猿之助さんと一緒に宙乗りをしたいですね(笑)」と笑顔で述べた。

四代目市川猿之助が、人気マンガ「ONE PIECE」の世界を新たに創造した「スーパー歌舞伎II『ワンピース』」。早替わり、宙乗り、本水、フライングなど、猿之助いわく「考える暇を与えない演出」の連続で、昨年10月から11月まで東京・新橋演舞場で行われた公演は10万人超を動員。3月の大阪松竹座公演では新キャストに平岳大らを加え、さらにバージョンアップした演出で観客を魅了した。この博多座公演がツアーの最終地点となる。張り替えたばかりの客席や絨毯が本水でさっそく水浸しになり、博多座の関係者は青ざめているという声も漏れ聞こえるそうだが、進化し続ける公演をぜひ目に焼き付けておきたい。

「スーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』」

2016年4月2日(土)~26日(火)
福岡県 博多座

原作:尾田栄一郎
脚本・脚本:横内謙介
演出:市川猿之助
スーパーバイザー:市川猿翁

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