「お稽古場でのアーティストの洋服が見たい……」という舞台ファンの気持ちを勝手に代弁して、欲望に忠実に、でも誠実な心でスタートさせたファッションコラム「ケイコレ」。おかげさまで同企画も、70回に届く長寿コラムとなりました。ご協力くださったアーティストの皆さま、楽しみにしてくれている読者の皆さま、ありがとうございます。公演がいつ中止になってもおかしくない昨今、観客に届けるために体当たりで作品に臨んでいるアーティストたちの勇姿を、稽古着を通して垣間見ることで、日々の不安や心細さが少しでも和らいでいたらうれしいです。
そんな、昨年のステイホーム期間中にスタートした「〇〇の、稽古着披露」のリニューアル版「ケイコレ」が、本日12月23日に1周年を迎えました！ そこで、これまでに登場した方々の中から“大反響”があった3名に、「ケイコレクション2021」と題してランウェイ姿を披露してもらいました。
舞台俳優の魅力はスマートフォンやパソコンの画面には収まりきらないな！と思わずにはいられない、“大反響アーティスト”3名それぞれの強烈な個性をお楽しみください。そして、来年もどうぞ、ステージナタリーをよろしくお願いします。
spi
ケイコレ大反響アーティストに選ばれたお気持ちは？
ケイコレ大反響アーティストに選んでもらい、ありがとうございます！ 光栄です。
稽古着コラムご登場後、ご自身の稽古着に変化はありましたか？
動きやすさを求めてますね！ はやりやシーズンものも取り入れてます！
最近の稽古場でのお気に入りの過ごし方を教えてください。
稽古場の犬を眺める。
プロフィール
1987年生まれ、神奈川県出身。幼少期から横須賀米海軍基地内の演劇部に所属し、子役としてミュージカル「ミュージックマン」で初舞台を踏む。主な出演舞台にミュージカル「RENT」、舞台「黒子のバスケ」、「ミュージカル『刀剣乱舞』」、ミュージカル「オリバー！」など。音楽パフォーマンスユニット・ZIPANG OPERAのメンバーとしても活動している。12月28日から「シン る・ひま オリジナ・る ミュージカ・る『明治座で逆風に帆を張・る!!』」に出演。31日には出演映画「映画演劇 サクセス荘 ～侵略者Sと西荻窪の奇跡～」が公開され、2022年1月からは声優を務めるテレビアニメ「錆色のアーマ-黎明-」が放送される。また3月にミュージカル「手紙」、秋にミュージカル「ジャージー・ボーイズ」が控える。
七海ひろき
ケイコレ大反響アーティストに選ばれたお気持ちは？
「え!! 本当に私ですか?!」とても驚きました。
ケイコレ大反響アーティストに選ばれて、とても光栄です。
あのジャージは宝物にします！
稽古着コラムご登場後、ご自身の稽古着に変化はありましたか？
はやり廃りはあまりないのですが、
ケイコレコラムを読んで、皆さんのこだわりを拝見し参考にしてます！
最近の稽古場でのお気に入りの過ごし方を教えてください。
早めにお稽古場に入り、自主稽古をしながら頭を整理しています。
あとは、チョコレートを持っていって合間に糖分補給をしています!!
プロフィール
2003年、宝塚歌劇団入団。男役スターとして活躍し、2019年3月に退団。以降は俳優・声優・歌手など多彩に活動する。自身のアルバム曲での擬人化総選挙やスタイリッシュ体操など、遊び心あふれる企画を多数放つ。近年の出演作品に「科白劇（かはくげき） 舞台『刀剣乱舞/灯（ともしび）』綺伝（きでん） いくさ世の徒花（いくさゆのあだばな） 改変 いくさ世の徒花の記憶」、テレビアニメ「ヴィジュアルプリズン」「かげきしょうじょ!!」（声の出演）、舞台「ROAD59 -新時代任侠特区-」、「Color of theater『ROSSO』」、「令和千本桜～義経と弁慶 / コロッケものまねオンステージ 2021」など。2022年1月に舞台「フランケンシュタイン-cry for the moon-」、3月に「舞台『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花」が控える。
※「科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』綺伝 いくさ世の徒花 改変 いくさ世の徒花の記憶」の「綺伝 いくさ世の徒花」は取り消し線ありが正式表記。
唐橋充
ケイコレ大反響アーティストに選ばれたお気持ちは？
すべて「『バクマン。』THE STAGE」のお力でございます。その節はご観劇・ご視聴まことにありがとうございました。「『バクマン。』THE STAGE」がずうっと続けばいいのにと思っております。
ケイコレで言及されていたハラマキについて、その後、進展はありましたか？
生産終了品のため、発展ございませんので、引き続き、中古品などの流通情報をお待ち申し上げております。
最近の稽古場でのお気に入りの過ごし方を教えてください。
作・演出の伊藤栄之進さんの稽古場（「中島鉄砲火薬店」）での“空気”の作り上げ方、台本の読み方、登場人物との向き合い方にヨダレを流しつつ、稽古場に身を委ねられる毎日をたまらなく愛おしく過ごしております。演劇界に伊藤さんがいっぱいいればいいのにと思っております。あと、「中島鉄砲火薬店」をご覧になって、やっぱり演劇っていいなあという方が膨らむといいなあと思っております。
プロフィール
1977年、福島県生まれ。早稲田大学演劇研究会・劇団Cretan Creteに2002年の解散まで在籍。「最遊記歌劇伝」シリーズ、「おん・すてーじ『真夜中の弥次さん喜多さん』」、「舞台『刀剣乱舞』維伝 朧の志士たち」、「『バクマン。』THE STAGE」といった舞台作品で活躍。特撮ドラマ「仮面ライダー555」「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY」「侍戦隊シンケンジャー」や、「テレビ演劇 サクセス荘3」などの映像作品にも出演している。12月31日には出演映画「映画演劇 サクセス荘 ～侵略者Sと西荻窪の奇跡～」が公開予定。2022年1月には日本劇団協議会 日本の演劇人を育てるプロジェクト「中島鉄砲火薬店」が控える。
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