これはサブテレニアン20周年メモリアルIIとして上演されるもの。宮澤賢治の「風の又三郎」をテーマに、
上演に向けて星は「この企画は、世界そのものを象徴するものだと考えています。空間演出に星野さんをお呼びし、これまでほぼ全ての作品で照明をやっていただいている麗乃さんと協力して世界の土台や理となる空間を作り上げています。そこに永井さんの音楽が空間を広がりと強度を高めてくださっています。そしてそのインスタレーション(空間)の上に多種多様なパフォーマーが表現を行います。そこに訪れるのは三郎でもあり、村の住人でもある観客の皆さんです。本当の意味で、全員が主役のこの企画を、多くの人に味わっていただき、『今この瞬間』鑑賞者も創造者も全員が担っていることを考えていきたいなと思っています。風の又三郎に全員がなる時間です。どうぞよろしくお願いいたします」とコメント。
星野は「総合演出の星さん、照明の麗乃さんとのやりとりを重ねる中で、光の来訪者たちとの、予期せぬ出会いをつくれないかと考えるに至りました。そこにはまず、想像力に満ちた空間が広がっています。場はわずかに揺らぎ、光はときに現れ、干渉しながら、やがて静かに、時にふと離れていきます。光の来訪者たちは、私たちの想像力を均一に照らすのではなく、断続的に現れては立ち去それは、三郎が見た風景なのかもしれません」と思いを語る。
さらに音楽を手がける永井秀和は「この度、インスタレーションの間に流す音楽に私の『繰り返す追憶』を使用していただくこととなりました。元々は別の企画において制作した音源でしたが、この「風の又三郎」のインスタレーションと合わさることで新たな一面、二面を見せてくれることでしょう。今企画でインスタレーションと音楽がどのように化学反応を起こしてくれるのか、その瞬間瞬間をお楽しみいただけましたら幸いです」と語った。
出演者のコメントは以下の通り。
宮悠介コメント
貴方と出会う。空気が変わる。
からだの間で流動する見えない緊張感、すれ違う摩擦の熱が手掛かり。
生きてて知らぬ間に踏みにじってしまっている。
決して傷つけたい訳ではない。
でも世界と関わることを諦められない。
あいあいコメント
星さんに「クラウンと又三郎は親和性がある」と言われて、そうなのかなぁ~と思ってましたが、確かに異質さや周囲に与える影響力の強さは又三郎味があるのかなぁ~なんて思ったり。
クラウンだけに拘らず、私の出来る表現はふんだんに使って、あいあいらしさ全開に、これはまるで夢だったのか……?!と思うような空間が作れたらなと思ってます。
山口ななコメント
私が初めて演劇と出会ったのは宮沢賢治でした。演出の星さんとお会いしたのもそこです。まだ学生の頃だったので大人になった今また共演できること嬉しく思います。オペラ歌手はただの歌手ではなく歌役者、役として舞台に乗ります。音符のついたセリフでお芝居をします。文学作品と歌、どう融合させられるのか試行錯誤しました。普段とは違う役者の私と、歌手である私、どちらも楽しんでいただけますよう力を尽くします。
インスタレーション&シアターパフォーマンス「風の又三郎」
開催日程・会場
2026年5月26日(火)〜31日(日)
東京都 サブテレニアン
スタッフ
総合演出:
出演
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ステージナタリー @stage_natalie
「風の又三郎」テーマにした展示×パフォーマンス、星善之「風の又三郎に全員がなる時間」(コメントあり)
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