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弥次喜多の珍道中描く“茶番劇”、藤原祐規「全力でカオスを表現」

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「おん・すてーじ『真夜中の弥次さん喜多さん』三重」ゲネプロより、左から唐橋充演じる弥次郎兵衛、藤原祐規演じる喜多八。

「おん・すてーじ『真夜中の弥次さん喜多さん』三重」ゲネプロより、左から唐橋充演じる弥次郎兵衛、藤原祐規演じる喜多八。

「おん・すてーじ『真夜中の弥次さん喜多さん』三重」が本日6月21日に東京・東京ドームシティ シアターGロッソで開幕。これに先駆け、本日ゲネプロが行われた。

脚本・演出を川尻恵太が手がける本作は、しりあがり寿のマンガを原作とした「おん・すてーじ『真夜中の弥次さん喜多さん』」シリーズの第3弾。薄っぺらな江戸の町から、“リヤル”を求めて伊勢参りに出かける弥次郎兵衛と喜多八の珍道中が描かれ、弥次さんこと弥次郎兵衛役を唐橋充、喜多さんこと喜多八役を藤原祐規が演じる。

キャストが髪を振り乱し踊るロックナンバー「弥次喜多メタル」や、佐藤祐吾扮する梅鉢双、芹沢尚哉扮する良怪成敦史、深澤大河扮する菊咲一華、大海将一郎扮する編笠百合緒によるアイドルグループ・ふらわーあれんじめんとによるアイドルソングなど、バラエティに富んだ楽曲が彩る本作では、弥次郎兵衛、喜多八を中心としたユーモアたっぷりな“茶番劇”が展開。このほか、松本寛也演じる万ジョン次郎や、湯澤幸一郎演じる“オカマ”の熊ら、個性豊かなキャラクターが多数登場する。

ゲネプロ前に行われたキャスト陣による挨拶には、唐橋、藤原ら11人の出演者に加え、日替わりゲストの納谷健が登場。藤原は、しりあがりによる原作を「とてもカオスな作品」と評し、「僕たちも全力でカオスを表現したいと思います」と意気込みを語る。また唐橋は「すごい舞台に仕上がりました」と自信を見せつつ、「観てくださった方々の今後の指針になるような作品にできれば」と意欲を見せた。

「真夜中の弥次さん喜多さん」シリーズ初参加となる佐藤が「『双』に出演した石田隼くんに『不安なことがあったら、ふっきーさん(藤原)に聞けば大丈夫だよ!』と言ってもらったので、それを信じてやってきました」と答えると、唐橋が「僕は? ねえ僕は?」とぼやき、会場の笑いを誘う。芹沢は、自身が演じるふらわーあれんじめんとの出演シーンについて触れ、「本当にアイドルのライブを観に来たんじゃないかと錯覚するような空間を、お客さんと一緒に作り上げたいです」と笑顔で語り、続く深澤は「大切な人と観に来たいなと思っていただけるような作品にしたいです」とコメント。大海は「今回初めて携わらせていただいたのですが、いい意味で想像を裏切られました(笑)。皆さんにも楽しんでいただける作品になったと思います」と手応えを明かした。

また、金色の衣装に身を包んだ癖の強いキャラクター・万ジョン次郎を演じる松本は「身体も心もけがをしないようにがんばっていきたいと思います」とゆるく挨拶。さらに日替わりゲストとして出演する納谷は「ここはとってもアウェーな空間ですが……」と冗談を飛ばしつつ、「ゲネプロと本番2回、3回も出演する機会があるので、皆さんをしっかり楽しませられるようにがんばります」と笑顔で語った。

上演時間は休憩なしの約2時間。公演は6月24日まで行われ、本日21日には松村龍之介、明日22日には納谷、23日には廣野凌大、24日12:30開演回には伊崎龍次郎、同日16:30開演回には阿澄佳奈が日替わりゲストとして登場する。さらにこのたび、公演本編を収録したDVDとメイキングを収めたDVDの2種が、12月26日に発売予定であることも明らかになった。

「おん・すてーじ『真夜中の弥次さん喜多さん』三重」

2018年6月21日(木)~24日(日)
東京都 東京ドームシティ シアターGロッソ

原作:しりあがり寿「真夜中の弥次さん喜多さん」マガジンハウス刊行 /「弥次喜多 in DEEP」エンターブレイン刊行 / 「真夜中のヒゲの弥次さん喜多さん」エンターブレイン刊行
脚本・演出:川尻恵太
音楽:あらいふとし+ミヤジマジュン
振付:竹森徳芳

キャスト

弥次郎兵衛:唐橋充
喜多八:藤原祐規

佐藤祐吾芹沢尚哉深澤大河大海将一郎岩義人、田代哲哉、コロ、松本寛也湯澤幸一郎

日替わりゲスト(出演日順):松村龍之介納谷健廣野凌大伊崎龍次郎阿澄佳奈

(c)しりあがり寿/2018おんすて弥次喜多

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