ケイコレ〜稽古着ファッションをお届け〜 Vol.17 ［バックナンバー］

汗には手ぬぐい、首元チャーミングな納谷健

暑くてもチームジャージーは脱がない

2021年6月7日 19:00 156 1

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アーティストたちが稽古場での姿をそのままさらけ出すファッションコラム「ケイコレ」。この連載では、アーティストが数日間の稽古着姿と共に、密かに憧れるおしゃれ番長、いつか使いたい稽古グッズ、絶賛取り組み中の作品の見どころなどを、こっそりと教える。

第17回の「ケイコレ」アーティストとして、ランウェイ姿ならぬ稽古着姿を披露するのは、納谷健。劇団Patchに所属し、関西を中心に活躍する彼は、今やさまざまな舞台でメインから脇までこなす実力派だ。「舞台『刀剣乱舞』」の小夜左文字役でも知られる納谷の魅力は“動ける”こと。テコンドーやダンス、アクロバットを得意とし、162cmの小柄な体躯で舞台上をビュンビュンと駆け巡る。年々輝きを増す彼が次に挑む舞台は、まさに自身の身体能力が発揮できる舞台「タンブリング」。男子新体操に所属する高校生たちの青春の日々を、実際にキャストが演じる新体操のパフォーマンスを交えて客席に届ける熱いステージだ。一度FINALを迎え、昨年、初演から10年の節目にカムバックを果たすはずだった同作は、新型コロナウイルスの影響で延期に。今月、いよいよその幕が開く。“汗”と“テンション”、そして“チーム”がテーマの稽古着を、納谷が披露してくれた。

Day1

新体操多めの稽古なので動きやすさ重視、そして汗をかくので首に巻いた手ぬぐいがポイントです。手ぬぐいはタオルほどゴワつかないし、アイテムとして味があるので気に入ってます。

ポイントの手ぬぐいはadidasのTシャツにイン。手ぬぐいだからといって、ぎゅっと結ばない。

Day2

今回の舞台の学校ごとのチームジャージー。チーム感がグッと強まってお芝居パートの士気が上がります。新体操の最中も、例え汗だくで暑くても肌身離さず着ます!! 団結!!

思いのこもったチームジャージーでびしっと。両腕にある太めラインが素敵。

Day3

通し稽古の日は、衣装を意識して制服代わりの普段着シャツ。丈感がものすごくお気に入りで、カッコ良さが上がる気がするので、テンション上げるためにこれにしました!!

短めの着丈がおしゃれなシャツ。軽やかさもあって稽古にぴったり。

稽古着におけるこだわりは？

基本的には綿100%が肌に合います。寝るときも同じで、ストレスを感じにくいというか……。体温の変化や発汗の状況もわかりやすくて良きです。下半身は綿よりもジャージーのほうが軽さを感じて良いです。

「稽古着おしゃれだな！」と思う共演者は誰ですか？

バーンズ勇気くんは、新体操のときのジャージーとスウェットの生地感が高級そう。蒼木陣くんは、稽古用に買ったジャージーをLINEで送りつけてくるけど、デザインがカッコいい。廣野凌大くんはどんなときもイケイケなシャレオツアイテムを身に着けててファッションも好きなんだな、と感心します。

いつか手にしたい憧れの稽古アイテムは？

ハイパーボルト（HYPERVOLT）という、マッサージガン。北乃颯希くんが持ってて、いいなあって毎日言ってます。貸してもらってます。気にかけてなかったけど、最近は体の癖で痛めやすいひざと腰を守るサポーターも検討してます。

舞台「タンブリング」で特に注目してほしいのはどんなシーン？

昨年の中止を経て、結果的にとても長い新体操の練習期間を歩んできたので、僕ら俳優の成長と新体操の成長、そして共に時間を重ねたチーム感を純粋な熱量を感じていただけたらうれしいです。圧巻の新体操と胸が熱くなる青春ストーリーです!!

舞台「タンブリング」ビジュアル

プロフィール

1995年、大阪府生まれ。俳優。劇団Patchのメンバー。2016年、Patch stage EX「Four Contacts ～よん！ろしくお願いします!! 劇団Patch四期生お披露目祭!!」でデビューし、同年に「舞台『刀剣乱舞』虚伝燃ゆる本能寺」に出演。以降、劇団内外で舞台出演を重ねる。近年の作品に、「七つの大罪 The STAGE」、「『DIVE!!』The STAGE!!」、WATARoom「VIVID CONTACT -re:born-」、舞台「火の顔」など。方南ぐみ企画公演朗読劇「青空」の6月27日公演に出演予定。

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