ギルガメッシュが昨日7月22日に東京・WWWにてイベント「Free preview of
昨年10月に行われた東京・日比谷野外大音楽堂でのワンマンライブ以降、個々のレベルアップを目指し、バンドとして表立った活動を行っていなかった彼ら。そのひさしぶりのステージを目撃すべく、モバイルファンクラブ「GMFC」会員を対象にしたイベント参加者募集には数多くの応募が殺到。これを受けて、当日の様子はニコニコ生放送で生中継も行われた。
場内の暗転とともにスクリーンには4人の姿が順番に投影され、観客の興奮を煽っていく。続けて弐(G)、愁(B)、Яyo(Dr)が順番に姿を見せるとあちこちで歓声が沸き、左迅(Vo)の登場で4人が揃うとひと際大きな声が響いた。
準備運動とばかりに肩を回す左迅の横で、弐がギターをかき鳴らしライブの幕が上がる。1曲目に投下されたのは、ヘビーなギターリフと情感あふれるサビが炸裂する新曲。観客は4人が叩き付ける轟音にあわせて拳を突き上げ、ギルガメッシュの最新モードを全身で味わう。そして2曲目に披露されたのは、左迅のエフェクトがかかった歌声から始まる「INCOMPLETE」。鮮やかなライトが4人の姿を照らし、それぞれの表情をあらわにすると場内の狂騒はさらに拍車がかかった。
「INCOMPLETE」も1曲目と同様に、ギルガメッシュの十八番とも言えるメロディアスでヘビーなナンバー。Яyoが左迅にあわせてシンガロングする姿も見られ、メンバーの中に楽曲がしみ込んでいることを伺わせる。ハイボルテージな2曲を続けたあとも4人は手を休めず、さらに新曲を投下。シリアスで重いトラックを軸に、愁がグルーヴィな低音を重ね、左迅はフロアを真っすぐに見つめながら歌い上げる。さらに弐、愁、Яyoが向かい合い、左迅の後押しをするように楽器をプレイ。最後は左迅のシャウトが響く中でライブは終了した。そのままメンバーはひと言も発さないまま退場し、激しい残響だけが会場に漂った。
その後スクリーンには、「INCOMPLETE」が9月11日にニューシングルとして発表されることを皮切りに、秋にニューアルバム「MONSTER」をリリースすること、10月13日に東京・SHIBUYA-AXでライブ「G#」が行われることがアナウンスされファンを喜ばせる。場内が明るくなったあとも、レベルアップしたギルガメッシュを祝福するように観客の拍手が止むことはなかった。
G#
2013年10月13日(日)東京都 SHIBUYA-AX
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音楽ナタリー @natalie_mu
ギルガメッシュ、9カ月ぶりライブでレベルアップ証明 http://t.co/PHuADuBYAt