GLAY、故郷で野外ライブ構想語る＆「HOWEVER」熱演

2013年6月17日 18:56 411 1 音楽ナタリー編集部

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GLAYのTERU（Vo）とTAKURO（G）が、昨日6月16日に函館で行われたAIR-G' FM特別番組「函館野外ライブGサミット」の公開収録に出演した。

GLAYとは？

北海道函館市出身の4人組ロックバンド。TAKURO（G）とTERU（Vo）を中心に1988年に活動を開始し、1989年にHISASHI（G）、1992年にJIRO（B）が加入して現在の体制となった。1994年にシングル「RAIN」でメジャーデビュー。1996年にはシングル「グロリアス」「BELOVED」が立て続けにヒットし、1997年に12枚目のシングル「HOWEVER」がミリオンセールスを記録したことでトップバンドの仲間入りを果たす。1999年7月には千葉・幕張メッセ駐車場特設会場にて20万人を動員するライブを開催し、当時有料の単独ライブとしては日本最多観客動員を記録する。2010年4月には自主レーベル「loversoul music & associates」（現：LSG）を設立。メジャーデビュー20周年となる2014年には宮城・ひとめぼれスタジアム宮城にて単独ライブ「GLAY EXPO 2014 TOHOKU」を行った。デビュー25周年を迎えた2019年より「GLAY DEMOCRACY」をテーマに精力的な活動を展開。10月にアルバム「NO DEMOCRACY」を、2020年3月にベストアルバム「REVIEW II -BEST OF GLAY-」をリリースした。デビュー30周年を迎える2024年は、周年のテーマとして「GLAY EXPO」を掲げて活動中。5月にシングル「whodunit-GLAY × JAY（ENHYPEN）- / シェア」を発表し、6月に埼玉・ベルーナドームで単独公演「GLAY 30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025」を行い、10月に4年ぶりとなるアルバム「Back To The Pops」をリリース。11月から全国アリーナツアーを開催する。

アコースティックライブを披露するTERU（Vo）とTAKURO（G）。

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会場となったカフェ・デ・ペルラは、TAKUROが名曲「ずっと2人で」の歌詞を書いたというエピソードを持つ、GLAYとは縁の深い場所。公開収録には抽選で選ばれたファン100名が参加し、TERUとTAKUROのトークに耳を傾けた。

この日の番組は、7月27日と28日に北海道・函館市緑の島野外特設ステージで行われるライブ「GLAY SPECIAL LIVE 2013 in HAKODATE『GLORIOUS MILLION DOLLAR NIGHT VOL.1』」にまつわるトークを中心に進められた。TAKUROは「メンバー全員の長年の夢である函館野外ライブを、皆の応援があって、デビュー20周年を前に、開催することができました。GLAYとしていろんないい景色を見させてもらいましたが、今回だけは別物ですね。こうやってたくさんの人が来てくれることによって僕らの愛したこの街の魅力が全国の皆様に伝わればいいなと願って止みません」と語り、「GLAYの音楽は函館で聴くのが一番正しい。函館だからこそ作れた楽曲がGLAYにはたくさんある」と熱く述べた。TERUはライブの構想について言及し、「『HOTEL GLAY』や『GLAY EXPO』のライブとは趣向を変えて、函館のライブでは通常の3～4倍の楽曲を披露することになると思う」とファンの期待を煽った。

その後もリスナーからのメッセージを紹介するコーナー、チケットの販売方法に関する話題が展開。またライブのテーマソングである「Eternally」についても語られ、メンバーは「こういうバラードを函館で鳴らしたかった。ちょっと陽も落ちていい時間の頃演奏したらみんな気持ちよくなるだろうと想像して作りました」と曲に込めた思いを明かした。そして最後にTERUとTAKUROは「HOWEVER」と「SMILE」をアコースティックスタイルで披露し収録を締めくくった。なお昨日の収録の模様は、6月23日（日）にAIR-G' FMにて放送される。可聴環境がある人はお聴き逃しなく。

また函館でのライブを記念して、ポッカサッポロとGLAYのコラボレーションによる「キレートレモンシーリモーネ GLAYボトル」の販売が決定した。ボトルは北海道および、ポッカサッポロのオンラインショップ「ぽっかぽっかくらぶ」にて販売される。