乃木坂46安藤美雲、横浜握手会でファンに卒業報告

本日4月29日、神奈川・パシフィコ横浜にて乃木坂46の5thシングル「君の名は希望」個別握手会が行われ、6月中旬をもってグループを卒業する安藤美雲がファンに向けて挨拶をした。

昨日28日に「学業に専念するため」として卒業を発表した安藤はファンに向けて、「乃木坂46で活動してきた日々は、本当に私の宝物です」と挨拶。続いて「私を笑顔で支えてくれたのは大好きなメンバー、スタッフの皆さま、そして、大大大好きなファンの方々でした。本当にありがとうございます」と感謝の気持ちを述べた。さらに「私がこれから、歩んでいこうとしている世界は、乃木坂のように華やかな世界じゃないかもしれませんが、でも、私は私が好きな、文化、コミュニケーション、語学を学んで、今度は世界の舞台で働きたいと思います」と今後について語った。

安藤は6月16日に都内で実施される「君の名は希望」スペシャルイベント「あなただけのためにメッセージ、言わせてくださいっ！-生声録音会-」をもってグループを離れる。

安藤美雲 挨拶全文

皆さんこんにちは。湘南出身、元気100倍あんちゃんまんこと安藤美雲です。

今日はこのような形で皆さんにご挨拶させていただく機会を設けていただけて本当にうれしく思っています。急な発表だったので今日こちらの会場にいらっしゃっていただけない方もいらっしゃると思います。ですが、なんらかの形で皆さまのもとに届くように願っています。

改めまして、私、安藤美雲は5thシングルを持ちまして、乃木坂46を卒業します。今まで応援してくださった皆さまに、お伝えするのが遅くなってしまって本当に申し訳ありません。乃木坂46で活動してきた日々は本当に私の宝物です。初めの時期は大学受験でレッスンに出られなかったり、授業とかでお休みをいただいてイベントなどに出られなかったり悔しかったり、つらい思いもしました。でもそんなときにいつも私を笑顔で支えてくれたのは大好きなメンバー、スタッフの皆さま、そして、大大大好きなファンの方々でした。本当にありがとうございます。

私は不器用なのでひとつのことに熱中すると周りが見えなくなったり、目の前のことしか見えなくなってたくさん空回りをしたり失敗することもありました。でも、そんなときに私を支えてくれたのがメンバー、家族、スタッフ、そして何よりファンの皆さまでした。私は舞台が大好きで、ライブをしたときに、皆さんを私のパフォーマンスで笑顔にできているんだなと思ってとてもうれしかったです。そしてまた私は、いつも皆さまの笑顔で元気付けられてやってこれました。突然卒業を発表したあとも、ブログなどでたくさん温かい応援メッセージをいただいて私は本当に幸せ者だと思いました。こんな形でいつも私は皆さまからいただいてばかりだったのではないかなと思います。少しでも私は皆さんに恩返しできていましたか？

私、安藤美雲はもうすぐ二十歳、大人の仲間入りをします。私がこれから歩んでいこうとしている世界は乃木坂のように華やかな世界じゃないかもしれませんが、でも私は私が好きな、文化、コミュニケーション、語学を学んで、今度は世界の舞台で働きたいと思います。なので今日はここで最後ではないと思います。私は今日ここをスタート地点だと思ってこの白いドレスみたいに、真っ白な自分から始めたいと思います。そしていつか私がこの虹みたいに白から生まれ変わって、キラキラ輝いて皆さんの前に立ちたいと思ってます。今日が終わりじゃありません。またいつか皆さんに会えるときまでに、美しい雲のようになって戻ってくるので、よろしくお願いします。本当にありがとうございました。