THE BAWDIES、満員COAST揺らした全県ツアー東京公演

昨日2月11日、東京・新木場STUDIO COASTにてTHE BAWDIESが全県ツアー「1-2-3 TOUR 2013」の東京公演を行った。

この日は最新アルバム「1-2-3」を携え、全59公演にわたって開催されている全国ツアーの5公演目。本ツアー初となる数千人規模の会場で、フロアには彼らを待ち焦がれていた約2400人が集結した。バンドは「1-2-3」収録曲を中心に骨太なロックンロールを爆音で轟かせ、満員のオーディエンスを踊らせた。

場内が暗転しメンバーが登場すると、会場は耳をつんざくほどの大歓声に包まれる。4人は最初からエンジン全開で、すでに興奮気味の観客をさらに熱狂へと導いていった。「ROCK ME BABY」ではフロアがひときわ大きくうねり、ライブは序盤からクライマックスのような盛り上がりを見せる。その後「愛は中途半端じゃいかんのです。だからこそ全力で言わせていただきます……愛してます！」というROY（Vo, B）の絶叫から「LEMONADE」が奏でられると、オーディエンスは身体を横に揺らしながら聴き入った。

MARCY（Dr）が一番に口を開いたことをきっかけに、ROYが彼をいじるという場面が多かったこの日のMC。そんなROYにJIM（G）が「リーダーがバカにするからMARCYが引っ込んじゃうんだよ」といさめるなど、終始メンバー同士の仲の良さがうかがえるやり取りが展開された。また2月11日はTAXMAN（G, Vo）の母親の誕生日ということで、客席から祝福の声が上がる一幕もあった。

そして「CAN'T STOP GROOVIN'」「SHA LA LA」と新作からの楽曲が届けられたあと、怒涛の後半戦に突入。4人はキラーチューンを連発して会場の熱気をさらに上昇させると、「SING YOUR SONG」などを立て続けに演奏し、テンション高く締めくくった。

バンドは今後全国各地を回り、6月16日の神奈川・横浜アリーナを経て28日の大阪・大阪城ホールでツアーファイナルを迎える。オフィシャルサイトでは本日12日23:00までツアー終盤7公演のチケット特別先行予約を受付中。