七尾旅人、2年ぶりニューアルバム「リトルメロディ」発売

2012年6月21日 20:14 347 1 音楽ナタリー編集部

347

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

112 37
105 シェア

七尾旅人がニューアルバム「リトルメロディ」を8月8日にリリースすることが決定した。

七尾旅人とは？

1979年生まれのシンガーソングライター。1998年のデビュー以来、ファンタジックでメッセージ性の強い歌詞とオリジナリティあふれるメロディで幅広い音楽ファンを魅了している。2007年9月11日には3枚組のミュージカルアルバム「911FANTASIA」をリリース。ライブ活動も精力的に行っており、ライフワークと銘打った弾き語り独演会「歌の事故」や、全共演者との即興対決を行う「百人組手」といった自主企画を不定期に開催。各地のフェスやイベント、Ustream中継などで伝説的なステージを生み出し続ける。2009年に発表された七尾旅人×やけのはらのシングル「Rollin' Rollin'」はパーティシーンを中心にアンセム化し、同曲を収録したアルバム「billion voices」もヒットを記録。2010年からはダウンロード販売システム「DIY STARS」を提案し、自らの新曲を直販する試みに挑んだ。さらにそのDIY STARSを使って、東日本大震災発生直後の2011年3月17日より義援金募集プロジェクト「DIY HEARTS」も設立。2012年にはアルバム「リトルメロディ」をリリースした。2013年からはビートボクサーの櫻井響、聖歌隊のCANTUS、そして子犬や小鳥などを擁する、声だけで新しい音楽を追求するバンド「VOICE！ VOICE！ VOICE！ VOICE！ VOICE！ VOICE！ VOICE！」も始動。2014年にはシングル「TELE〇POTION」が映画「ニシノユキヒコの恋と冒険」の主題歌となった。

七尾旅人

大きなサイズで見る

前作「billion voices」から2年ぶりとなる今回のアルバム。東日本大震災後に被災した福島を訪れたことで生まれた「圏内の歌」や、同じく福島の沿岸部で出会った少女の記憶から作られた「Memory Lane」、Dorianがアレンジに参加したロマンティックなスウィートソウル「サーカスナイト」、夏の記憶にそっと寄り添うような甘酸っぱくほろ苦い「湘南が遠くなっていく」、そしてイノセンスに満ちた表題曲「リトルメロディ」など、近年の全国各地のライブで歌われてきた楽曲が音源化されている。

また、Twitterでリクエストを募って1日で制作され、配信システム「DIY STARS」を利用してリリースされた「Chance☆（☆のあとに顔文字あり）」も、四家卯大のストリングスを加えてアルバムバージョンとして収録。叙情性あふれるバラード「七夕の人」や、山本達久（NATSUMEN）による嵐のようなドラムをフィーチャーしたインスト「銀河を渡る子供たち」、盟友U-zhaanやジャズ界の生きる伝説・鈴木勲、森俊之、Shingo Suzukiが参加した「アブラカダブラ」なども収められ、彼のキャリアの中でも屈指のポップな作品に仕上がっている。

七尾旅人「リトルメロディ」収録曲

01. きみのそばへ
02. 圏内の歌
03. my plant
04. Everything is gone
05. サーカスナイト
06. 湘南が遠くなっていく
07. きみがなおるひほほえみのひ
08. 劣悪、俗悪、醜悪、最悪
09. busy men
10. NO HOME
11. 七夕の人
12. 銀河を渡る子供たち
13. アブラカダブラ
14. Chance☆（☆のあとに顔文字あり）
15. Memory Lane
16. リトルメロディ

この記事の画像（全1件）