BIGBANG 15万人動員ツアーたまアリ2DAYSでファン魅了

6月16日・17日の2日間、BIGBANGがさいたまスーパーアリーナにて「BIGBANG ALIVE TOUR 2012 IN JAPAN」埼玉公演を行った。

ワールドツアーの日本公演「BIGBANG ALIVE TOUR 2012 IN JAPAN」は5都市13公演で計15万人を動員。オープニングでは、「85万年前、BIGBANGの5人が凍結され、宇宙に保管された。現在さまざまなスーパースターたちがいる中、人間は、世界は、BIGBANGの音楽を必要とする。そしてBIGBANGは再び地球へ」というライブのコンセプトを説明する映像が流れる。そして割れるような大歓声が響く中、ステージではメンバーの入った5つのカプセルがゆっくり下降し、BIGBANGが登場した。

ライブのセットリストは、6月20日発売のニューアルバム「ALIVE -MONSTER EDITION-」収録曲と過去の大ヒット曲を織り交ぜた全26曲。当初は23曲の予定だったが、観客の盛り上がりに感化されたメンバーたちはアンコールで急遽「FANTASTIC BABY」「FEELING」 「BAD BOY」を追加した。また、ニューアルバム収録の日本語新曲「MONSTER」はこの埼玉公演でライブ初披露とあり、場内のファンを喜ばせた。

演出面では近未来をイメージしたサイバーな舞台セットと照明、冒頭から連発される火炎やキャノン砲などの特効、全編生バンドによる迫力のサウンドも見どころ。衣装は黒に統一したワイルドなスタイル、メンバーのソロパフォーマンスを意識したカラフルなスタイル、真剣さを表現した真っ白なスーツスタイルと、計3種類を着用した。

またMCでは、ジャパニーズカルチャー好きのV.IがスギちゃんやCOWCOWの人気ネタを真似たり、1人ひとりがほかのBIGBANGメンバーのモノマネを披露したりと、爆笑を誘う場面も。しかしラストでは真剣な面持ちで、「ファンの皆様のおかげでこうやってツアーもできるし、本当に感謝しています。ありがとうございます」とファンへの謝意を述べた。

なお、同ツアーは6月23日・24日にマリンメッセ福岡でも実施。その後追加公演「BIGBANG ALIVE TOUR 2012 IN JAPAN SPECIAL FINAL IN DOME」が、11月23日に京セラドーム大阪、12月5日に東京ドームで行われることも決定している。