Mr.Children、大阪で万感のデビュー20周年記念ライブ

Mr.Childrenが昨日5月10日に大阪・京セラドーム大阪で全国ツアー「MR.CHILDREN TOUR 2012 POPSAURUS」追加公演を開催。集まった4万人の観客を前に迫力のステージを繰り広げた。

1992年5月10日にアルバム「EVERYTHING」でデビューしたMr.Childrenにとって、この日はちょうどデビュー20周年を迎えた記念すべき日。メンバーは、ライブ冒頭からタフなグルーヴと伸びやかなパフォーマンスで、20年間シーンの最前線を走り続けてきたバンドならではの貫禄を見せつけた。

セットリストは、同日にリリースされたベストアルバム2枚からの選曲を中心に、懐かしい曲や隠れた名曲など、昔からのファンも驚く内容に。また、最新シングルより「祈り ～涙の軌道」「End of the day」も披露され、Mr.Childrenが歩んできた道のりを感じさせる3時間半となった。そして楽曲によっては観客から大きな合唱が起き、桜井和寿（Vo, G）が思わず「すげえ!!」と感嘆する場面も。ステージ上の5人のみならず、会場中が一体となってライブを作り上げていった。

MCでは桜井が「ついにこの日が来た！」「ありがたいことに、本日をもちましてわたくしたちMr.Childrenがちょうど、ちょうど20周年を迎えました！ 本当に幸せ者だと思います！」と述べる。また、桜井は「実は今アルバムをレコーディングしていて」と告白し、ファンを驚かせる。そしてまだ歌詞も途中までしかない新曲を少しだけ披露し、デビュー20年を過ぎてもなお、さらなる高みを目指そうとするバンドの姿勢を感じさせた。

なおこの日の模様は、WOWOWライブにて生中継を実施。また番組オフィシャルサイトではライブ写真のフォトギャラリーも掲載している。

ツアー「MR.CHILDREN TOUR 2012 POPSAURUS」はこのあと、札幌ドーム、東京ドーム3DAYSを経て、6月5日・6日のナゴヤドーム2DAYSでファイナルを迎える。