今年2月にキーボードの田村知之が脱退し、4人編成となった彼ら。新生ハイスイノナサの第1歩を刻む本作には、ポストロック、エレクトロニカ、現代音楽などの要素を取り入れ、緻密に練り上げたサウンドを詰め込んだバンドの集大成的な作品に仕上がっている。
メンバーの照井順政(G)はアルバムのコンセプトについて「インターネットが文化として定着し、意識だけが巨大に、表面的に拡張している現代社会において、希薄になっていく身体感覚と変化しつつある人間の心に焦点を当て、それを都市や地下鉄などの人工物と、動物や森などの自然物を対比または同化させて表現し、これからの人間と文化の関わり合いの形を浮かび上がらせようと試みた」とコメントしている。
またアルバムの発売を記念したワンマンライブが、8月11日に東京・Shibuya O-nestにて行われることが決定。チケットは5月26日より一般発売がスタートする。
「動物の身体」リリースワンマンライブ
2012年8月11日(土)Shibuya O-nest
OPEN 18:00 / START 19:00
関連商品

ハイスイノナサ「動物の身体」
[CD] 2012年5月23日発売 / 残響レコード / ZNR-120
タグ
リンク
- haisuinonasa.com
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
音楽ナタリー @natalie_mu
新生ハイスイノナサ、待望新作は初フルアルバム「動物の身体」 http://t.co/3vJNGbg8