藤原季節×ライブナタリー「こころ」朗読劇で荒谷翔大、高井息吹、浮が音楽担当

3月17日から22日まで東京・新宿シアタートップスにて開催される藤原季節の舞台「『こころ』季節と朗読 by ライブナタリー」に荒谷翔大、高井息吹、浮が出演する。

「季節と朗読」は藤原の一人芝居に呼応してミュージシャンが音を紡ぐ、“朗読×音楽”をモチーフにした舞台。2021年に初開催され、これまで「夢十夜」「走れメロス」「夏の葬列」「昼の花火」「星の王子さま」「斜陽」といった作品が朗読されてきた。

今回藤原は夏目漱石が1914年に執筆し、人間が抱える孤独や焦燥といった心の葛藤を描いた「こころ」を朗読。荒谷翔大、高井息吹、浮の3人が回替わりで出演し、劇伴音楽や劇中歌を演奏する。

チケットぴあでは1月8日23:59までチケットの先行予約を受付中。通常チケットと特典グッズ付きのプレミアムチケットの2種類から選ぶことができる。プレミアムチケットの特典グッズはビンコップとコースターのセット、Tシャツ、トートバッグの3種類で、公演ごとに振り分けられている。

藤原季節 コメント

今回の朗読では、私がずっと愛してやまない夏目漱石の名作「こころ」を読ませていただきます。友を救おうと試み、利己心から友を欺き、友の影を生涯引きずりながら、それを隠して愛する人と生きていく。幸福にも不幸にもなり切れず、善人にも悪人にもなり切れず、生も死も自分の力では選択することが出来ない。初めてこの物語に出会った時から「これは私の物語だ」と運命めいたものを感じていました。
様々な偶然が重なり「こころ」を朗読することに決まり、その二日後が漱石の命日だったので、雑司ヶ谷霊園の墓石に手を合わせに行きました。さあ帰ろうと振り返るなり、私の目の前の外柵に一匹の黒猫が突然飛び乗り、しばし私のことを見つめているではないですか。全身が硬直しながら私はその時、猫の声を聞いたような気がしました。
「吾輩は猫である。名前はまだ無い」

「こころ」季節と朗読 by ライブナタリー

2026年3月17日（火）東京都 新宿シアタートップス
OPEN 19:00 / START 19:30（特典グッズ：ビンコップ＋コースター）
＜出演者＞
藤原季節 / 荒谷翔大

2026年3月18日（水）東京都 新宿シアタートップス
OPEN 19:00 / START 19:30（特典グッズ：ビンコップ＋コースター）
＜出演者＞　
藤原季節 / 高井息吹

2026年3月19日（木）東京都 新宿シアタートップス
OPEN 19:00 / START 19:30（特典グッズ：ビンコップ＋コースター）
＜出演者＞　　
藤原季節 / 浮

2026年3月20日（金・祝）東京都 新宿シアタートップス
［第1部］OPEN 13:00 / START 13:30（特典グッズ：Tシャツ）
［第2部］OPEN 18:00 / START 18:30（特典グッズ：トートバッグ）
＜出演者＞
藤原季節 / 荒谷翔大

2026年3月21日（土）東京都 新宿シアタートップス
［第1部］OPEN 13:00 / START 13:30（特典グッズ：Tシャツ）
［第2部］OPEN 18:00 / START 18:30（特典グッズ：トートバッグ）
＜出演者＞
藤原季節 / 高井息吹

2026年3月22日（日）東京都 新宿シアタートップス
［第1部］OPEN 12:00 / START 12:30（特典グッズ：Tシャツ）
［第2部］OPEN 17:00 / START 17:30（特典グッズ：トートバッグ）
＜出演者＞
藤原季節 / 浮