T.V.NOT JANUARYが“生活の匂い”凝縮したニューアルバム発売、キセル辻村豪文からコメント到着

2025年9月10日 13:00 9 4 音楽ナタリー編集部

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T.V.NOT JANUARYがニューアルバム「IMA WO IKIMU」を配信リリース。また同作のLPも発売された。

T.V.NOT JANUARY

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T.V.NOT JANUARY「IMA WO IKIMU」ジャケット［拡大］

T.V.NOT JANUARYは東京、埼玉、静岡を拠点に活動を続けるバンド。このたびリリースされた「IMA WO IKIMU」は、「ふつー」以来およそ6年ぶりのアルバムとなる。

本作は、ゲストを迎えて制作された前作「ふつー」から一転、静岡県にある木造古屋でメンバー自ら少しずつ録音を重ね、ミックスまで行ったセルフプロデュース作。収録曲には「八月の水」の再録版をはじめ、先行配信曲「hasen」「もの」、そしてライブですでに披露されていた未発表曲を含む全10曲が並ぶ。子どもの声や虫の鳴き声、工事音などもそのまま取り込み、歌と演奏とともに生活の匂いを凝縮した作品に仕上がっている。マスタリングは音楽家としても活動する田辺玄（Studio Camel House）が担当した。

ニューアルバムについて、メンバーは「生活のファンタジーであり、ドキュメンタリーでもあるような作品です。音が放つ空気の匂いを嗅いで、その根源のものを感じてもらえたら、超うれしーです」とコメント。またキセルの辻村豪文は「T.V.NOT JANUARYの佇まいには、なんか気持ちいい風が吹いていて、そんな風な歌や言葉の通り道もあるのかと、息むたんびにくすぐられ、いつのまにやらすっかり涙目です」とメッセージを寄せている。

なお本作の発売を記念して、8月31日に東京・吉祥寺WARPにてリリースパーティの開催が決定。ライブには、T.V.NOT JANUARYのほかタオル（静岡）、モーニングコールズが出演し、higo、うる性やつら、AxSxA（HMV record shop）がDJとして参加する。

メンバーコメント

うつろいゆく季節に社会、僕たちの生活。「IMA WO IKIMU」は、録音に2年ほどかけて1曲1曲じっくりと形にしたアルバムです。
生活の中で感じたかたちのないモノが曲という形になり、バンドで共有し、家の隣に佇む土壁の古屋で録音しました。生活のファンタジーであり、ドキュメンタリーでもあるような作品です。音が放つ空気の匂いを嗅いで、その根源のものを感じてもらえたら、超うれしーです。