BOYNEXTDOORアンコール公演でCreepy Nutsやミセスをカバー、「BOYLIFE」発売も発表

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BOYNEXTDOORが6月28~30日に東京・京王アリーナTOKYOにて、ワンマンライブ「BOYNEXTDOOR TOUR 'KNOCK ON Vol.1' ENCORE IN JAPAN」を開催した。この記事では初日の模様を中心にレポートする。

「BOYNEXTDOOR TOUR 'KNOCK ON Vol.1' ENCORE IN JAPAN」の様子。(P)&(C) KOZ Entertainment.

「BOYNEXTDOOR TOUR 'KNOCK ON Vol.1' ENCORE IN JAPAN」の様子。(P)&(C) KOZ Entertainment.

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やっぱりアリーナはスケールが違いますね!

SUNGHO(BOYNEXTDOOR)(P)&(C) KOZ Entertainment.

SUNGHO(BOYNEXTDOOR)(P)&(C) KOZ Entertainment.[拡大]

このワンマンは、1月から2月にかけて行われた「BOYNEXTDOOR TOUR 'KNOCK ON Vol.1' IN JAPAN」のアンコール公演として実施されたもの。ツアーの最終日2月24日の公演で「本当にまたすぐに帰ってきますから」とONEDOOR(BOYNEXTDOORファンの呼称)と再会を約束した彼らはその言葉通り4カ月という短い期間で日本に舞い戻り、初のアリーナ公演を行った。アンコール公演はツアー本編よりも会場規模を拡大し、計3公演行われたアンコール公演のチケットは軒並み完売。セットリストはもともとのツアーの演目にカバー曲や5月にリリースされたミニアルバム「No Genre」の収録曲を加えたもので、6人はよりパワーアップしたステージで会場と配信で観覧・視聴したONEDOORを熱狂させた。

TAESAN(BOYNEXTDOOR)(P)&(C) KOZ Entertainment.

TAESAN(BOYNEXTDOOR)(P)&(C) KOZ Entertainment.[拡大]

初のアリーナ公演とあって、メンバーの気合いは十分。炎が吹き上がる演出の中で披露されたオープニングナンバー「Earth, Wind & Fire」では、6人がマシンガンのような高速ラップに合わせてスピーディなダンスを踊り、会場の熱気を急上昇させる。アリーナをぎっしり埋め尽くすONEDOORを見渡したTAESANは「やっぱりアリーナはスケールが違いますね!」と喜び、SUNGHOも「僕たちにとって初のアリーナ公演です。これは全部ONEDOORのおかげだと思っています。ありがとうございます」と笑顔を見せた。

LEEHANとWOONHAKが最近覚えた日本語

LEEHAN(BOYNEXTDOOR)(P)&(C) KOZ Entertainment.

LEEHAN(BOYNEXTDOOR)(P)&(C) KOZ Entertainment.[拡大]

LEEHANは「最近僕は新しく覚えた言葉があるんです。皆さんは“界隈”って知ってますか? ちなみに僕は“お魚界隈”なんです。皆さんはBOYNEXTDOOR界隈ってことですよね?」と新たに覚えた日本語を披露してONEDOORを沸かせる。そして6人はシンガロングを煽り、人気曲「But I Like You」で花道に飛び出していき、軽快に楽曲を乗りこなしながらパフォーマンスを繰り広げた。

WOONHAK(BOYNEXTDOOR)(P)&(C) KOZ Entertainment.

WOONHAK(BOYNEXTDOOR)(P)&(C) KOZ Entertainment.[拡大]

最近覚えた日本語を披露したのはLEEHANだけではない。WOONHAKが覚えた言葉は「えぐい」。「おいしいものをたべたときにえぐい! おいしいと同じですよね?」と、本来の意味とは違うが、若者が使うスラングとしての“えぐい”を習得したWOONHAKは、賛否両論の様子の客席に困惑していた。アリーナ規模のコンサートの演出と言えばトロッコ。「Amnesia」でBOYNEXTDOORは、3台のトロッコに乗ってカラーボールを投げ入れながらアリーナ後方まで移動した。続く「Fadeaway」でトロッコから降りると、ONEDOORとハイタッチしながらステージへ戻り、爽快感あふれる楽曲をパワフルに歌い上げた。

Creepy NutsとMrs. GREEN APPLEの“熱い”曲をカバー

JAEHYUN(BOYNEXTDOOR)(P)&(C) KOZ Entertainment.

JAEHYUN(BOYNEXTDOOR)(P)&(C) KOZ Entertainment.[拡大]

その後、BOYNEXTDOORは5月にリリースした最新作のタイトルが「No Genre」であることにちなみ、“ノージャンル”なチョイスでJ-POPナンバーのカバーを2つのユニットに分かれて披露することに。ラップが得意なJAEHYUNとWOONHAK、そして美声が魅力のLEEHANからなるユニット・한운명(ハンウンミョン)が歌ったのはなんとCreepy Nutsの大ヒット曲「Bling-Bang-Bang-Born」。R-指定のマシンガンのような高速ラップを完全にコピーし、セクシーさとダイナミックさを併せ持つオリジナルダンスでONEDOORを熱く盛り上げ、ステージを去った。

RIWOO(BOYNEXTDOOR)(P)&(C) KOZ Entertainment.

RIWOO(BOYNEXTDOOR)(P)&(C) KOZ Entertainment.[拡大]

屋外と同じように暑くなった会場に蝉の声が響き渡ると、学生服に身を包んだSUNGHO、RIWOO、TAESANからなるユニット“上の階”が登場。SUNGHOはきっちりシャツをイン、RIWOOはベスト着用、TAESANはシャツの裾をインせずラフに着崩すという、それぞれのイメージにぴったりな着こなしの3人はMrs. GREEN APPLE「青と夏」をカバー。夏の始まりのワクワクを描いたこの楽曲を、3人はタイプの違う声色でリレーをするように歌いつなぎ、まさに青春と言えるムードを作り上げた。

「BOYNEXTDOOR TOUR 'KNOCK ON Vol.1' ENCORE IN JAPAN」の様子。(P)&(C) KOZ Entertainment.

「BOYNEXTDOOR TOUR 'KNOCK ON Vol.1' ENCORE IN JAPAN」の様子。(P)&(C) KOZ Entertainment.[拡大]

ユニットのパートのあと、BOYNEXTDOORは「今日だけ I LOVE YOU(Japanese Ver.)」や「Gonna Be A Rock」、日本語バージョンの「But Sometimes」「One and Only」をパフォーマンス。人気曲の数々を披露して、ラストスパートをかけていく。そして6人のダンススキルの高さを伺わせるダンスブレイクから「Nice Guy」を届け本編を締めくくった。

日産スタジアムまで行きましょう!

「BOYNEXTDOOR TOUR 'KNOCK ON Vol.1' ENCORE IN JAPAN」の様子。(P)&(C) KOZ Entertainment.

「BOYNEXTDOOR TOUR 'KNOCK ON Vol.1' ENCORE IN JAPAN」の様子。(P)&(C) KOZ Entertainment.[拡大]

終盤のMCではJAEHYUNが「ここにいる1人も欠かさず東京ドームまで行きましょう」と話し、WOONHAKが「東京ドーム……いえいえいえ、日産スタジアムまで行きましょう!」と、BOYNEXTDOORのアリーナ公演の先の目標を掲げるひと幕も。JAEHYUNは「皆さんがいるから(東京ドーム公演も日産スタジアム公演も)できますよ」と自信たっぷりに語り、ONEDOORはこの日一番の声援をステージに送った。

8月20日に日本2ndシングルを発売

「BOYNEXTDOOR TOUR 'KNOCK ON Vol.1' ENCORE IN JAPAN」の様子。(P)&(C) KOZ Entertainment.

「BOYNEXTDOOR TOUR 'KNOCK ON Vol.1' ENCORE IN JAPAN」の様子。(P)&(C) KOZ Entertainment.[拡大]

この日の最後、BOYNEXTDOORは「No Genre」の収録曲「I Feel Good」のパフォーマンスも披露。最終日のサプライズはこれだけにとどまらず、8月20日に日本2ndシングル「BOYLIFE」のリリースが決定したこともアナウンスされ、会場は歓喜の渦に包まれた。

JAEHYUNの口からシングル発売が決定した旨が発表されたあと、TAESANは日本2ndシングルについて「タイトル曲は日本のオリジナル曲です。とてもいい曲なんですよ。皆さん楽しみですか? 期待していてください。僕たちも日本の活動でまた会える日を楽しみにしています。皆さんまた会いましょうね!」と、新作を携えまた来日することを予告。「BOYLIFE」の予約は明日7月1日11:00から始まる予定だ。

今後BOYNEXTDOORは、7月25~27日に韓国ソウル・KSPO DOMEで「BOYNEXTDOOR TOUR 'KNOCK ON Vol.1'」のファイナル公演を開催。8月にはアメリカの大規模音楽フェスティバル「Lollapalooza Chicago」に初出演する。

ライブレポート

セットリスト

「BOYNEXTDOOR TOUR 'KNOCK ON Vol.1' ENCORE IN JAPAN」2025年6月29日 京王アリーナTOKYO

01. Earth, Wind & Fire
02. Dangerous
03. But I Like You
04. l i f e i s c o o l
05. OUR
06. Call Me
07. 20
08. GOOD DAY
09. ABCDLOVE
10. Amnesia
11. Fadeaway
12. Bling-Bang-Bang-Born(オリジナル:Creepy Nuts)
13. 青と夏(オリジナル:Mrs. GREEN APPLE)
14. 今日だけ I LOVE YOU(Japanese Ver.)
15. Crying
16. But Sometimes(Japanese Ver.)
17. Gonna Be A Rock
18. One and Only(Japanese Ver.)
19. SKIT~Nice Guy
<アンコール>
20. Serenade
21. 400 Years
22. So let's go see the stars
<ダブルアンコール>
23. I Feel Good

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@natalie_mu BOYNEXTDOORの新曲発表はファンへの素敵なサプライズですね。アンコール公演も熱いです。

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