ONEDOOR待望の1stツアー
2023年5月に1stシングル「WHO」でデビューし、2024年7月には日本1stシングル「AND,」で日本デビューも果たしたBOYNEXTDOOR。チケットは瞬く間に全公演分ソールドアウトし、その人気の高さを証明した。日本のONEDOOR(BOYNEXTDOORファンの呼称)が待ちに待った日本公演は、1月30日に東京・立川ステージガーデンで開幕。最終地点となったパシフィコ横浜では3日間で計4公演が行われ、そのうち3公演の模様はWeverse Concertsを通じて全世界に生配信された。
ツアータイトルに込めた思い
ドアをノックする音をきっかけにオープニング映像が流れたあと、ツイードジャケットにデニムを合わせたスタイルのBOYNEXTDOORの6人が登場。割れんばかりの歓声の中で彼らは「Earth, Wind & Fire」で勢いよくライブをスタートさせた。ハイテンションな6人は日本語でMCを展開。ツアータイトルの「KNOCK ON」に、韓国語で「楽園」を意味する「낙원(nag-won)」と「ONEDOORの心を“KNOCK ON”する」という意味を込めたことを明かした。
爽快感あふれる「But I Like You」でパフォーマンスを再開した6人は、ミュージカルのようにダンスで歌詞の世界を表現する「l i f e i s c o o l」や冒頭のRIWOOのソロパートやSUNGHOのハイトーンボイスが光る「OUR」を披露し、BOYNEXTDOORの楽曲の幅広さを見せつける。ミディアムテンポの「Call Me」「20」では、同世代の共感を呼ぶ歌詞をエモーショナルに歌い上げ、会場を感動的な雰囲気で包みこんだ。
横浜で有名なものは「Anpanman」?
その後、6人は横浜で有名なものや観光地を尋ねるなど、ONEDOORとコミュニケーションを図る。会場から徒歩圏内の「アンパンマンミュージアム」の声を聞きつけたTAESANは「アンパンマン!」とすかさずそれを拾い、WOONHAKは「アンパンマンは横浜出身ですか?」とONEDOORに確認。違うことがわかると「ごめんなさい」と謝りつつ、SUNGHOとともにBTSの楽曲「Anpanman」を歌ってONEDOORを沸かせた。
日本ツアーに合わせてリリースされた「IF I SAY, I LOVE YOU」の日本語版「今日だけ I LOVE YOU(Japanese Ver.)」を歌ったあと、6人はBOYNEXTDOORのキャラクター・プネクドのパペットを手に「ABCDLOVE」をかわいらしくパフォーマンス。「Amnesia」では客席に降り立ち、1階席のONEDOORとハイタッチを交わした。
デニムの衣装に着替えた6人は、ミディアムバラード「Crying」で悲恋の切ない感情を歌い上げたあと、「But Sometimes」「Gonna Be A Rock」の2曲を連続で披露し、BOYNEXTDOORらしいエナジーあふれるパフォーマンスでONEDOORを魅了。空色のドアを使った「One and Only」のステージや「SKIT」でのダンスパフォーマンスを経て、本編を「Nice Guy」で締めくくった。
ONEDOORの“大好き”で「心がパンパン」
アンコールに登場したBOYNEXTDOORは、デビューシングル収録の「Selenade」とメンバー全員が作詞に参加したファンソング「400 Years」でシンガロングを巻き起こす。そして1人ずつライブの感想を述べていった。JAEHYUNは日本語で「僕たちがまた帰って来るまでちょっと待っててください。本当にまたすぐに帰ってきますから。僕だけ見てね。また会おうね。大好き横浜」と、日本のONEDOORとの再会を約束。LEEHANは「せーのでBOYNEXTDOOR大好きって言ってもらえますか?」とONEDOORにおねだりし、来場者から大きな愛を受け取ると「心がパンパンです」と胸いっぱいの表情を見せた。
BOYNEXTDOORはスマートフォンのバックライトを付けるように呼びかけて、客席に星空を作り上げる。そして最後の楽曲「So let's go see the stars」を歌唱し、会場中に手を振って名残惜しそうにしながら、LEDの向こうへ姿を消した。
「BOYNEXTDOOR TOUR 'KNOCK ON Vol.1'」日本公演を終えたBOYNEXTDOORは、3月から4月にかけてシンガポール、マニラ、バンコク、台北、香港、ジャカルタでも「BOYNEXTDOOR TOUR 'KNOCK ON Vol.1'」を実施。日本では5月に「KCON JAPAN 2025」への出演を控えている。
千秋楽公演での最後のメンバーコメント
JAEHYUN ※すべて日本語でのコメント
今日は日本ツアー最後の日ですよね。信じられない。でもデビューする前から、子供のときからツアーは夢でした。私の夢を現実にしてくださって、心から、本当にありがとうございます。日本ツアーをしながら考えて。ONEDOORの皆さんはいつもきれいですけど、とくにきれいななのは歌うときです。冗談じゃないですよ? ONEDOORの皆さんが僕たちの音楽を歌うときは本当に光栄です。日本ツアーの中で、ONEDOORの皆さん1人ずつの目を感じています。またすぐに帰ってきます。新しい曲と新しいステージで帰ってきます。ほかのところに行ったらダメだよ?
私が一番好きな言葉があります。「僕だけみて」。わかりますか? 本当にいい思い出をつくってくださってありがとうございます! また会おうね。
SUNGHO
今回のツアーのすべてがそうでしたが、今日は最後だからか、「本当に楽園にいたところ、家に帰る」、そんな気持ちです。なのでとても名残惜しいですし、胸がいっぱいです。実はメンバーたちは常に、ステージに立つとたくさんの悩みを抱えています。(ライブで披露するのが)僕たちが活動をしながら歌ってきた曲なので、今回はどうやってかっこよく見せようかなと悩んだりもします。そうした悩みは、メンバーはもちろん、会社の皆さん、コンサートを準備してくださってる皆さんが1日悩んでも足りないくらいです。でも、僕が今考えてみたら、答えが出ない理由がわかったんです。いつもONEDOORがいない状態で悩んでいるので、どんどん悩みが増えていったのかなって思います。でも実際にこうしてステージに立つといつもONEDOORの皆さんが幸せでいてくれて、逆に悩みよりも「これからもっと楽しいことが起こるんじゃないかな」と思います。ありがとうございます。なので、「KNOCK ON Vol.1」「KNOCK ON Vol.3」とまた戻ってくるときには、どれくらい楽しく遊べるんだろうと期待しています。そのときも、初めて遊んでくれたときと同じように遊んでくださいね。今日もお越し下さりありがとうございます。とても愛してます。
RIWOO
僕は満足していません。……今日のステージ(の話)ではなくて、僕たち、もっと大きな場所で会わなきゃダメですよね? いつもお話ししていたことだけど、もっと大きなステージでONEDOORの皆さんにお会いしたいという思いが湧いてきます。何よりも、ONEDOORの皆さん、それぞれが短い時間の中で僕たちに伝えたいメッセージを書いてくれるじゃないですか。その1つひとつの言葉がとても大事ですし、ステージを通してすべて見えているそれらの言葉を胸に刻んでいます。本当にありがとうございます、と伝えたいです。なので僕も皆さんにお伝えしたい言葉があります。次はもっと面白く、もっと一生懸命遊ばなきゃいけないので、一生懸命健康でいて体力もつけてくださいね。またすぐに会いましょう。
TAESAN
皆さん、今日はONEDOORも熱気がすごくて本当に感動しました。ありがとうございます。今日が僕たちのツアーの中で最後の公演になりますが、名残惜しさが残らないくらい、今日いらっしゃった方も、その前にいらっしゃった方も沢山の愛を届けてくださって。そのおかげで、たくさんの思い出とスッキリした気持ちで公演を終えることができました。もちろん今回のツアーは今日で終わりですが、これからもたくさんの音楽を準備したいと思っているので、次のツアーも期待してください。僕たちはお待ちいただいた分だけ、早い速度で、クオリティを高く、責任感を持って、素晴らしい音楽をお届けしたいと思います。大好き!
LEEHAN
こんにちは、LEEHANです。日本ツアーの終わりを迎えています。日本にいる間、本当に旅行に来たような気分でした。WOONHAKさんとサウナにも行ったし、おいしい食べ物も本当にたくさんいただきました。不思議なこともありました。新幹線にも乗ったんですけど、こういうふうに揺れてとても不思議でした。思い出は本当にたくさんあるんですが、1カ月の間、休暇をプレゼントしていただけたような気分でした。それくらいONEDOORの皆さんが一生懸命遊んでくれて。本当にありがとうございます。皆さん、また会いましょう。またね!
WOONHAK
僕のターンですねえ。まず、僕たちの初めてのツアー「BOYNEXTDOOR TOUR 'KNOCK ON Vol.1'」で一緒に過ごしてくれてありがとうございました。ONEDOORの皆さんがいるから、ツアーの日は全てが忘れられない日になりました。きっとこの先、生きていく中で、今回行ったツアーのことは忘れられないと思います。そしてこうしてツアーを通して皆さんと近くでお会いする機会が多くはないので、皆さんにとっても特別な思い出になってくれたらいいなと思います。そんな思い出になりましたか? これからも皆さんが生きていきながら忘れられない公演を作れるような歌手になります。いつでも僕たちは皆さんの隣にいるので、つまらなくて寂しいときは僕たちを訪ねてきてください。皆さんが元気になれるぶん、最大限、皆さんの力になりたいと思います。愛してます! ピース!
セットリスト
BOYNEXTDOOR TOUR 'KNOCK ON Vol.1' IN JAPAN 2025年2月23日 パシフィコ横浜 国立大ホール
01. Earth, Wind & Fire
02. Dangerous
03. But I Like You
04. l i f e i s c o o l
05. OUR
06. Call Me
07. 20
08. 今日だけ I LOVE YOU(Japanese Ver.)
09. ABCDLOVE
10. Amnesia
11. GOOD DAY
12. Fadeaway
13. Crying
14. But Sometimes
15. Gonna Be A Rock
16. One and Only
17. SKIT~Nice Guy
<アンコール>
18. Serenade
19. 400 Years
20. So let's go see the stars
BOYNEXTDOOR 情報 @BND___ONEDOOR
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🔻23日横浜昼公演レポート&千秋楽コメント
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